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2012年7月7日土曜日

【古生物】ドイツで新種の羽毛恐竜の全身化石発見 リスのようにふさふさした長い羽毛/ミュンヘン大など

科学ニュース+板 (27/108)

1:依頼30-74@白夜φ ★ 2012/07/03(火) 18:05:42.03 ID:??? << 43
ドイツ南部のジュラ紀後期(約1億5500万年前)の地層から、新種の羽毛恐竜の全身化石が見つかった。独ミュンヘン大などのチームが2日の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。リスのようにふさふさした長い羽毛を持つことから、「リスもどき」と名付けた。

化石は全長約80センチで、頭蓋骨(ずがいこつ)や背骨が完全に固まっていなかったため、生まれて間もない赤ちゃんとみられる。背中や腹にも羽毛が確認され、ほぼ全身が羽毛に覆われていたらしい。

2012年6月10日日曜日

【古生物】ジュラ紀の大型恐竜、考えられていたほど重くなかった ギラファティタンは80トンではなく23トン/英米研究

科学ニュース+板 (15/107)

1:星降るφ ★ 2012/06/09(土) 10:21:26.75 ID:??? << 8 97 102
2億年前の大型恐竜、本当は重くなかった 英米研究

【6月7日 AFP】ジュラ紀(2億年〜1億4500万年前)に地上を闊歩(かっぽ)していた最重量級の恐竜が、実はこれまで考えられていたよりバス6台分ほど軽かった可能性があるとした研究論文を、英米の研究チームが6日、発表した。

 チームが新たな計算法で体重を算出したのは、大型の草食恐竜、ブラキオサウルス科のギラファティタン(Giraffatitan brancai)だ。鼻から尾の先までの長さは25メートル。キリンのような長い首を持ち、木の上の葉を食べていたと考えられいる。これまでの推計では最高で80トンの体重があるとされていた。

 だが、新たな体重推定方法に基づいてチームが算出した推定体重は比較的、軽い23トン程度だった。

 この新たな計算方法を適用すれば、他の種の恐竜でも、これまで想定していたよりも体重は軽くなるという。

2012年6月9日土曜日

【古生物】鳥の登場が昆虫の巨大化を阻止?

科学ニュース+板 (24/81)

1:依頼29-277@白夜φ ★ 2012/06/06(水) 16:51:37.77 ID:??? << 39
もし鳥類が地球に生まれていなければ、空にはいまも巨大な昆虫が飛び交っていたかもしれない。

現在、昆虫は地球上で最も小さな生き物の一つだ。しかし、約3億年前、巨大昆虫はごくありふれた存在だった。例えば、トンボに似たメガネウラは羽を広げたときの幅が約70センチ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の古生物学者マシュー・クラパム(Matthew Clapham)氏は、「カラスとほとんど変わらない」と説明する。翼幅が最も大きい現生の昆虫はチョウやガだが、30センチ程度しかない。

2012年5月30日水曜日

【古生物】最初期の四足動物イクチオステガは陸上では歩けず、ぱたぱたと跳ね回っていた/骨格の3Dモデルから推測

科学ニュース+板 (32/111)

1:星降るφ ★ 2012/05/25(金) 10:21:58.11 ID:??? << 30 53 75
最初の四足動物は歩けなかった
May 24, 2012

 最初期の陸上四肢動物の1種、イクチオステガ(Ichthyostega)は、歩くことができなかったようだと、3Dモデルを使った最新の研究が示唆している。イヌぐらいの大きさのこの動物は、短い4本の脚のうち2本だけを移動に使い、陸上では、ぱたぱたと跳ね回っていたと考えられる。

2012年5月15日火曜日

【古生物】人間を丸呑み?史上最大のクロコダイル、新種化石発見 ケニア

科学ニュース+板 (33/87)

1:一般人φ ★ 2012/05/09(水) 23:05:36.95 ID:??? << 2 25 47
 史上最大のクロコダイルが見つかった。 新たな研究によると、この体長8.3メートルにもおよぶ巨大な捕食動物は、当時の人間を丸呑みしていた可能性が高いという。

 新種の巨大ワニ(学名:Crocodylus thorbjarnarsoni)は、およそ200万年前から400万年前頃に現在のケニア、トゥルカナ湖あたりの深い湖に沈んだと見られる。

2012年4月8日日曜日

【古生物】マンモスの死骸、完全に近い状態で発見 ヒトが解体処理か

科学ニュース+板 (38/102)

1:帰社倶楽部φ ★ 2012/04/06(金) 15:07:11.48 ID:???
1万年以上前のシベリアに生息していたマンモスの死骸が完全に近い状態で見つかった。死骸にはライオンに襲われ、ヒトに解体処理されたとみられる痕跡が残っていたという。英BBCが伝えた。

死骸は2〜3歳のマンモスのものとみられ、シベリアの低温のため、体の柔軟な組織を保った状態で保存されていた。ライオンなどの肉食動物に襲われた痕跡があるほか、体内の臓器、脊椎骨、肋骨と周辺の筋肉などの主要部位と脚の上部の肉はヒトの手で取り去られたとみられる。しかしそれ以外の部位は手付かずのまま残っていた。

2012年4月7日土曜日

【古生物】全長9m、羽毛もつ新種のティラノサウルス類の化石発見 羽毛をもつ恐竜としては世界最大 中国遼寧省

科学ニュース+板 (33/134)

1:一般人φ ★ 2012/04/05(木) 23:49:06.59 ID:??? << 35 73
 中国遼寧省の約1億2000万年前(白亜紀前期)の地層から、羽毛をもつ恐竜としては世界最大となるティラノサウルス類の新種化石が見つかった。

2012年3月14日水曜日

【古生物】1000万年前の巨大なクジラの祖先のほぼ完全な化石、栃木・宇都宮市で見つかる

科学ニュース+板 (35/80)

1:一般人φ ★ 2012/03/12(月) 23:05:42.62 ID:??? << 34 53
1000万年前のものとみられる、巨大なクジラの祖先のほぼ完全な化石が発見された。見つかったのは、海のない栃木県だった。

2012年3月9日金曜日

【古生物】ティラノサウルス・レックスの咬む力、陸生動物で最大 英研究

科学ニュース+板 (26/103)

1:一般人φ ★ 2012/03/01(木) 23:22:25.18 ID:??? << 81
 地上最大の肉食動物ティラノサウルス・レックス(T・レックス)は、咬合力(咬む力)も最強だったことが新研究で解明された。

 おそらく世界で一番有名な恐竜T・レックスについては近年、従来の説にさまざまな疑問の声が上がっていた。一部の研究者は、体長12メートルの体での走行には力不足で、ゆっくり歩いていたと主張。また、強力な捕食動物と考えられているが、実際の咬合力は弱く、死肉をあさるだけだったと主張する専門家もいる。

2012年2月28日火曜日

【古生物】太古の温暖化でウマは小型化、ネコの大きさに 米研究

科学ニュース+板 (30/100)

1:一般人φ ★ 2012/02/26(日) 00:07:01.00 ID:??? << 27 49 78
5000万年以上前の地球は今よりもはるかに暑く、北米の森ではペットのネコくらいの大きさのウマがうろちょろしていたとする論文が、23日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

 米フロリダ自然史博物館(Florida Museum of Natural History)などの研究チームは、米ワイオミング(Wyoming)州で発掘されたこれまで知られている中で最も古いウマの祖先「Sifrhippus」の歯の化石を分析。

2012年2月22日水曜日

【植物】3万年前の花咲いた! シベリア永久凍土で種発見

科学ニュース+板 (38/114)

1:おばさんと呼ばれた日φ ★ 2012/02/21(火) 08:39:25.16 ID:??? << 75 105
シベリアの永久凍土で見つかった約3万年前の植物の実から種を取り出し、花を咲かせることにロシアの研究チームが成功し20日、米科学アカデミー紀要に発表した。絶滅した植物の再生や新たな生物資源としての利用が期待できるという。

開花したのはナデシコ科の「スガワラビランジ」。チームは北東シベリアの川岸にある永久凍土を調査し、リスが食料貯蔵用に開けたとみられる穴からスガワラビランジの実を発見。付近の年間平均気温は氷点下7度で、凍った状態で保存されていたとみられる。実に含まれる放射性炭素による年代測定法で約3万年前のものと判明した。

2011年12月11日日曜日

【古生物】マンモスの復活へ光明 永久凍土で骨髄発見 ロシア・サハ共和国

科学ニュース+板 (26/136)

1:一般人φ ★ 2011/12/05(月) 22:34:55.32 ID:???
 ロシア東シベリアのサハ共和国の永久凍土で今年8月、マンモスの大腿骨が見つかり、内部に保存状態の良い骨髄が確認された。約1万年前に絶滅したとされるマンモス復活を目指し、クローン技術の一種の「体細胞核移植法」などを活用して1990年代後半から研究を続けてきた日本の専門家は「骨髄発見で復活の可能性が高まった」と期待を寄せている。

 大腿骨が見つかったのはサハ共和国北部バタガイ近郊の永久凍土。首都ヤクーツクのマンモス博物館の研究者らが先月13日に骨を切断して調べた結果、内部に凍った状態の骨髄を確認した。(ヤクーツク共同)

2011年12月10日土曜日

【古生物】「おまえの顔がもっとよく見えるようにね」 アノマロカリス 1万6,000個の複眼でカンブリア紀の海の生物の頂点に君臨

科学ニュース+板 (33/124)

1:pureφ ★ 2011/12/09(金) 09:09:28.37 ID:??? << 44 70
アノマロカリスCredit: Katrina Kenny & University of Adelaide
☆カンブリア紀の海にいた最上位捕食者のすばらしい眼

長さ1 mほどになる遊泳性の無脊椎動物「アノマロカリス」は、5億年以上前のカンブリア紀の海洋における最上位捕食者であった。この生物のものとされるハエにあるような複眼が最近発見されたことで、これが節足動物(昆虫や甲殻類、三葉虫のように関節でつながった肢を持つ動物)に近縁であるという説が確認され、硬化した外骨格が現れる前に複眼が進化したことが示された。

2011年12月1日木曜日

【古生物】ペルム紀大絶滅、わずか20万年で 地球上の生命の多数が絶滅し、生き延びた種は小型化

科学ニュース+板 (33/137)

1:星降るφ ★ 2011/11/28(月) 16:50:09.45 ID:??? << 13 45 48 92
Brian Handwerk for National Geographic NewsNovember 24, 2011

 恐竜の時代よりはるか昔、地上に火災が広がり、沿岸の海中では酸素が欠乏するという苛酷な環境の中で、地球上の生物の約90%が絶滅した。このほど発表された研究によると、地球史上最大と言えるこの大量絶滅は、始まってから終わるまで20万年もかからなかったという。

2011年11月25日金曜日

【古生物】南極で世界最古のクジラを発見、想定外の進化速度

科学ニュース+板 (52/188)

1:一般人φ ★ 2011/11/18(金) 00:43:22.28 ID:??? << 22 37 80 82 109 149 153
 南極周辺に生息していた世界最古のクジラが発見された。多数の化石が発掘されている南極半島の堆積層から、長さ60センチのクジラのアゴ骨が見つかったという。クジラの推定全長は最大6メートルで、口いっぱいに歯が並び、おそらく巨大なペンギンやサメ、大きな硬骨魚を食べていたと考えられる。そのような動物の骨もアゴ骨と一緒に発見されている。

 古代クジラが南極の海域を泳いでいたのは、およそ4900万年前の「始新世」だ。研究チームの一員でスイス自然史博物館の古動物学者トーマス・メールス氏は、「哺乳類の祖先が完全水生のクジラへと進化した時期は、従来の想定よりもかなり早かったようだ」と話す。

2011年10月17日月曜日

【古生物】Tレックス、従来の想定より大型で成長も速かった 米英研究チーム

科学ニュース+板 (33/111)

1:一般人φ ★ 2011/10/13(木) 23:53:05.90 ID:??? << 109 110
【10月13日 AFP】大型の肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(Tレックス、T. Rex)は、これまで想定されていたよりも大型で、成長も速かった——。骨格標本を使った新たな手法で明らかになったとする研究結果が、12日のオンライン科学誌「PLoS ONE」に発表された。

 英ロンドン大の王立獣医カレッジ(Royal Veterinary College)のジョン・ハチンソン(John Hutchinson)氏と米フィールド自然史博物館(Field Museum of Natural History)のピーター・マコビッキー(Peter Makovicky)氏率いる研究チームは、Tレックスの骨格標本5体にデジタル処理で肉付けし、Tレックスはこれまでの推定より最大30%大きく、成体への成長速度も2倍であったことを見出した。

2011年9月27日火曜日

【古生物】古代ワニ、史上最大のヘビと命をかけた戦い 米研究

科学ニュース+板 (35/105)

1: ◆EVZZPPyfU6 @ウェザーρ ★ 2011/09/19(月) 20:29:05.33 ID:??? << 2 55
アケロンティスクス・グアヒラエンシス(Acherontisuchus guajiraensis)と名付けられたこのワニは6000万年前、史上最大のヘビ、ティタノボア・セレホネンシス(Titanoboa cerrejonensis)など多くの爬虫類とともに、地球上に出現したばかりの熱帯雨林を流れる川の中で生きていた。現代のアマゾン水系に似たこの川は、複雑に蛇行しながら現在のカリブ海に流れ込んでいた。

2011年9月17日土曜日

【古生物】琥珀に恐竜の羽毛11点 進化の過程はっきりわかる立体構造 カナダ・アルバータ

科学ニュース+板 (26/112)

1:一般人φ ★ 2011/09/16(金) 01:50:18.37 ID:???
 白亜紀後期の琥珀(こはく)から羽毛恐竜や鳥類のものとみられる羽毛11点が見つかったとカナダ・アルバータ大のチームが16日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。今回は羽毛の立体的な構造までが保存されており、 羽毛の進化をはっきりとたどることができる。

 カナダのアルバータ州には白亜紀後期(約7千万年前)の琥珀が多く産出する。琥珀は装飾品にもされるが、
樹液が固まったもので、大昔の昆虫や植物を封じ込めていることがある。

 アルバータ大のチームは、同州にあるロイヤル・ティレル博物館と大学が所蔵する約4千点の琥珀を調べ、 11点に羽毛が入っていることを見つけた。羽毛は繊維状の軸だけのものから、枝分かれしたものまで様々あり、 進化段階を詳細にたどることができた。

▽画像 琥珀に封じ込められた恐竜のものとみられる羽毛=サイエンス提供

▽記事引用元 朝日新聞(2011年9月16日1時4分)
http://www.asahi.com/science/update/0915/TKY201109150310.html

▽Science(掲載予定)
http://www.sciencemag.org/

2011年9月3日土曜日

【古生物】古代の昆虫、巨大化の謎に新説「酸素の毒性を避けるために幼虫が大型化」/英プリマス大

科学ニュース+板 (76/241)

1:星降るφ ★ 2011/08/10(水) 23:13:21.66 ID:??? << 2 31 36 47 48 56 89 103 124
古代の昆虫、巨大化の謎に新説
Ker Than
for National Geographic News
August 10, 2011

 3億年前、現代のカモメほどの大きさの肉食トンボが我がもの顔で空を飛び回っていた。
トンボをはじめ、この時代の昆虫がどうしてこのように巨大化したのかは長い間謎と
されてきた。

 現在主流の説では、古代の昆虫は当時の地球大気の酸素濃度が高かったおかげで巨大化
したとされている。しかしこのほど発表された研究によると、酸素がありがた迷惑だった
可能性もあるという。酸素の毒性を避けるために、昆虫の幼虫は大型化する必要があったと
いうのだ。

 研究論文の共著者でイギリスにあるプリマス大学のウィルコ・バーバーク(Wilco Verberk)
氏は、「巨大化の原因は、酸素が成虫に影響を与えたことだけでなく、酸素が幼虫の方に
より大きな影響を及ぼしたことにあると私たちは考えている」と話す。

「だから、幼虫に目を向けることで、まず第一にこのような動物が存在した理由について、
そしておそらくはそれらが絶滅した理由についても、より深い理解につながるだろう」。

◆幼虫は呼吸を調整できない

 3億5900万年前から2億9900万年前まで続いた石炭紀には、巨大なトンボや巨大なゴキブリが
ありふれた存在だったことが化石から分かっている。この時代、広大な低湿地に森林が拡大した
ことで、大気中の酸素濃度が、現在の1.5倍近い30%ほどに達していた。

 これまでの説は昆虫の巨大化について、酸素の豊富なこの環境のおかげで、昆虫の成虫が
どんどん大型化しても必要なエネルギー需要を満たすことができたと説明していた。

 バーバーク氏と共同研究者のデイビッド・ビルトン(David Bilton)氏による新たな研究では、
さまざまな酸素濃度がカワゲラの幼虫にどのような影響を及ぼすかに焦点が当てられた。
カワゲラはトンボと同じく、幼虫の段階では水中に生息し、成虫になってから地上で暮らす
ようになる。大気中の酸素濃度が高かったということは、水中に溶け込む酸素の濃度も高かった
と考えられる。

 実験の結果、カワゲラの幼虫は地上で暮らす成虫よりも酸素の変動の影響を受けやすいこと
が分かった。

 理由として考えられるのは、昆虫の幼虫は通常、皮膚から直接酸素を吸収しているため、
摂取する気体の量を厳密に調節することがほとんど、あるいはまったくできないということだ。
これに対して成虫は、体表にある気門と呼ばれる弁のような孔を開いたり閉じたりして酸素の
摂取を調節できる。

 酸素は生命の維持に不可欠な物質ではあるが、大量に存在すると毒にもなり得る。人間が
過剰な酸素にさらされると、細胞が損傷を受け、その結果、視覚障害や呼吸困難、吐き気、
けいれんなどに襲われることがある。

>>2以降に続く)

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110810003&expand#title

▽画像  先史時代の地上を飛び回っていたカモメほどの大きさのトンボ(想像図)


▽参考  PLoS One掲載の論文
"Can Oxygen Set Thermal Limits in an Insect and Drive Gigantism?"
http://www.plosone.org/article/info:doi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0022610