科学ニュース+板 (15/107)
2億年前の大型恐竜、本当は重くなかった 英米研究
【6月7日 AFP】ジュラ紀(2億年〜1億4500万年前)に地上を闊歩(かっぽ)していた最重量級の恐竜が、実はこれまで考えられていたよりバス6台分ほど軽かった可能性があるとした研究論文を、英米の研究チームが6日、発表した。
チームが新たな計算法で体重を算出したのは、大型の草食恐竜、ブラキオサウルス科のギラファティタン(Giraffatitan brancai)だ。鼻から尾の先までの長さは25メートル。キリンのような長い首を持ち、木の上の葉を食べていたと考えられいる。これまでの推計では最高で80トンの体重があるとされていた。
だが、新たな体重推定方法に基づいてチームが算出した推定体重は比較的、軽い23トン程度だった。
この新たな計算方法を適用すれば、他の種の恐竜でも、これまで想定していたよりも体重は軽くなるという。
■皮膚と骨から体重を推定
AFPの取材に応じた英マンチェスター大学(University of Manchester)のビル・セラーズ(Bill Sellers)氏によると、チームが用いた新たな計算法とは動物の皮膚と骨が密着する割合から全体の体重を推定・算出するものだ。バイソン、ラクダ、ゾウ、キリン、ウマ、ヘラジカ、ホッキョクグマ、サイなど大型ほ乳類14種の骨格を用いて考案した。
これにより現代の哺乳類の体重は、皮膚に覆われた体積より約21%多いことが判明。この手法を恐竜の骨格に応用した。
ほ乳類は恐竜とは遠縁ではあるが、動きなどの仕組みは4足歩行の恐竜とほぼ共通していることから、同じ測定方法を恐竜にも応用できるとセラーズ氏は説明した。
これまでは、美術家が作製した恐竜の復元彫刻を水に沈めて体積を測る方法などが使われていた。だが、この方法で求められた体重は、ある程度美術家の芸術的な解釈に依存せざるをえないという不安があった。このため、セラーズ氏らは、主観性を回避できる客観的な算出方法を考案したかったのだという。
■生物研究の鍵を握る「体重」
生物学者にとって生物の体重は、その動物の生き様——寿命や敏しょう性、食べていた食物の量などを判断する非常に重要な鍵となるものだ。
今回の研究結果についてセラーズ氏は、ブラキオサウルスほどの誤差はないとしても「過去に算出した恐竜の推計体重は、みな重すぎる可能性を示唆している」と語った。(c)AFP
▽AFPBB http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2882396/9064667?ctm_campaign=txt_topics
▽画像 独ベルリン(Berlin)の自然史博物館(Museum of Natural History)に展示されたブラキオサウルスの骨格標本(2007年7月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/MARCUS BRANDT
▽マンチェスター大学のニュースページDinosaurs lighter than previously thought
http://www.manchester.ac.uk/aboutus/news/display/?id=8354
【6月7日 AFP】ジュラ紀(2億年〜1億4500万年前)に地上を闊歩(かっぽ)していた最重量級の恐竜が、実はこれまで考えられていたよりバス6台分ほど軽かった可能性があるとした研究論文を、英米の研究チームが6日、発表した。
チームが新たな計算法で体重を算出したのは、大型の草食恐竜、ブラキオサウルス科のギラファティタン(Giraffatitan brancai)だ。鼻から尾の先までの長さは25メートル。キリンのような長い首を持ち、木の上の葉を食べていたと考えられいる。これまでの推計では最高で80トンの体重があるとされていた。
だが、新たな体重推定方法に基づいてチームが算出した推定体重は比較的、軽い23トン程度だった。
この新たな計算方法を適用すれば、他の種の恐竜でも、これまで想定していたよりも体重は軽くなるという。
■皮膚と骨から体重を推定
AFPの取材に応じた英マンチェスター大学(University of Manchester)のビル・セラーズ(Bill Sellers)氏によると、チームが用いた新たな計算法とは動物の皮膚と骨が密着する割合から全体の体重を推定・算出するものだ。バイソン、ラクダ、ゾウ、キリン、ウマ、ヘラジカ、ホッキョクグマ、サイなど大型ほ乳類14種の骨格を用いて考案した。
これにより現代の哺乳類の体重は、皮膚に覆われた体積より約21%多いことが判明。この手法を恐竜の骨格に応用した。
ほ乳類は恐竜とは遠縁ではあるが、動きなどの仕組みは4足歩行の恐竜とほぼ共通していることから、同じ測定方法を恐竜にも応用できるとセラーズ氏は説明した。
これまでは、美術家が作製した恐竜の復元彫刻を水に沈めて体積を測る方法などが使われていた。だが、この方法で求められた体重は、ある程度美術家の芸術的な解釈に依存せざるをえないという不安があった。このため、セラーズ氏らは、主観性を回避できる客観的な算出方法を考案したかったのだという。
■生物研究の鍵を握る「体重」
生物学者にとって生物の体重は、その動物の生き様——寿命や敏しょう性、食べていた食物の量などを判断する非常に重要な鍵となるものだ。
今回の研究結果についてセラーズ氏は、ブラキオサウルスほどの誤差はないとしても「過去に算出した恐竜の推計体重は、みな重すぎる可能性を示唆している」と語った。(c)AFP
▽AFPBB http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2882396/9064667?ctm_campaign=txt_topics
▽画像 独ベルリン(Berlin)の自然史博物館(Museum of Natural History)に展示されたブラキオサウルスの骨格標本(2007年7月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/MARCUS BRANDT
▽マンチェスター大学のニュースページDinosaurs lighter than previously thought
http://www.manchester.ac.uk/aboutus/news/display/?id=8354
2:名無しのひみつ 2012/06/09(土) 10:25:36.38 ID:ik7vrY/d
だって骨格は軽量ジュラルミンだし肉は発砲ウレタンだったんでしょ
3:名無しのひみつ 2012/06/09(土) 10:26:06.49 ID:17+nyW2s
ウルトラマン 3万5千トン
ゴジラ 2万トン
ゴジラ 2万トン
4:素人 ◆GD..x272/. 2012/06/09(土) 10:28:24.60 ID:Dx7DdB9Q << 5
またレスの付かない古生物スレの誕生か!
ギラファティタンとはブラキオサウルスのアフリカ産出種の別名。
一部の学者がブラキオサウルスとは異なる独自属とみなした為に
ギラファティタンという名前が付いている。
ちなみにブラキオサウルスで頭部込の全身骨格が出ているのは
アフリカ産出種だけなので、一般的に馴染みのあるあの復元図は
実質ギラファティタンのもの。
ギラファティタンとはブラキオサウルスのアフリカ産出種の別名。
一部の学者がブラキオサウルスとは異なる独自属とみなした為に
ギラファティタンという名前が付いている。
ちなみにブラキオサウルスで頭部込の全身骨格が出ているのは
アフリカ産出種だけなので、一般的に馴染みのあるあの復元図は
実質ギラファティタンのもの。
5:名無しのひみつ 2012/06/09(土) 10:31:11.31 ID:K4Sc14AJ
>>4
解説トン
解説トン
8:素人 ◆GD..x272/. 2012/06/09(土) 10:38:16.35 ID:Dx7DdB9Q << 53
9:名無しのひみつ 2012/06/09(土) 10:40:21.06 ID:qEOxOVnR << 14
14:名無しのひみつ 2012/06/09(土) 10:50:41.39 ID:tmokAwSj
>>9
それを非難してより正確な復元のために骨の詳細や他の生物の解剖学的特徴を探ろうとしたのが解剖屋、
その古いモデルを鵜呑みにして運動モデルつくったあげくこの生物は動けないから環境が今と違った
とか言い出すのが元々機械屋だった類の物理屋。
なぜか後者の方が科学的思ってる奴が多い残念さ。
正確な観察なくして立てた理論の計算なぞ科学では無意味だろうに。
それを非難してより正確な復元のために骨の詳細や他の生物の解剖学的特徴を探ろうとしたのが解剖屋、
その古いモデルを鵜呑みにして運動モデルつくったあげくこの生物は動けないから環境が今と違った
とか言い出すのが元々機械屋だった類の物理屋。
なぜか後者の方が科学的思ってる奴が多い残念さ。
正確な観察なくして立てた理論の計算なぞ科学では無意味だろうに。
97:名無しのひみつ 2012/06/10(日) 01:06:50.68 ID:U4mToALi
「the animals had almost exactly 21% more body mass
than the minimum skeletal 'skin and bone' wrap volume」
というのが研究の要点なんだから、
「動物の皮膚と骨が密着する割合から全体の体重を推定・算出する」
「現代の哺乳類の体重は、皮膚に覆われた体積より約21%多い」
という >>1 の表現は誤訳だな。
骨格を覆う最小形状の体積に対して現生哺乳類の現実の体積は1.21倍だから、
恐竜の体積も、骨格を覆う最小形状の体積の1.21倍だろう……という論理。
minimum skeletal 'skin and bone' wrap volume というのは、
仮想的なシャボン膜を骨格に被せて空気を限界まで抜いた形
の体積と考えてよかろう。
than the minimum skeletal 'skin and bone' wrap volume」
というのが研究の要点なんだから、
「動物の皮膚と骨が密着する割合から全体の体重を推定・算出する」
「現代の哺乳類の体重は、皮膚に覆われた体積より約21%多い」
という >>1 の表現は誤訳だな。
骨格を覆う最小形状の体積に対して現生哺乳類の現実の体積は1.21倍だから、
恐竜の体積も、骨格を覆う最小形状の体積の1.21倍だろう……という論理。
minimum skeletal 'skin and bone' wrap volume というのは、
仮想的なシャボン膜を骨格に被せて空気を限界まで抜いた形
の体積と考えてよかろう。
そもそも当時の重力が今と同じだったとして、理論的にあのデカさの生き物は存在出来たのか?
翼竜も出来るのはグライドだけだとして、高い所から降りた後に山(崖)登りするのか?飛んでない時間のほうが遥かに長くなりそうなんだが!?
それに、木も今よりも遥かに高いものもあったんだろ!?水を上まで運べたのか?
翼竜も出来るのはグライドだけだとして、高い所から降りた後に山(崖)登りするのか?飛んでない時間のほうが遥かに長くなりそうなんだが!?
それに、木も今よりも遥かに高いものもあったんだろ!?水を上まで運べたのか?
102:名無しのひみつ 2012/06/10(日) 10:17:59.89 ID:siqVPtE1
103:名無しのひみつ 2012/06/10(日) 12:01:22.67 ID:NS9hIeyf
>>99>翼竜も出来るのはグライドだけだとして、高い所から降りた後に山(崖)登りするのか?
崖のある孤立峰に住んでいて、
上昇気流のある時だけ飛ぶと考えれば問題ない
餌は海面の魚など
実際には、地温の高い時間帯には平地からも翼を広げるだけでかなりの揚力を
得ることが出来、離陸可能であったとされている
崖のある孤立峰に住んでいて、
上昇気流のある時だけ飛ぶと考えれば問題ない
餌は海面の魚など
実際には、地温の高い時間帯には平地からも翼を広げるだけでかなりの揚力を
得ることが出来、離陸可能であったとされている
104:名無しのひみつ 2012/06/10(日) 12:08:03.39 ID:NS9hIeyf
>>99>木も今よりも遥かに高いものもあったんだろ!?水を上まで運べたのか?
樹木が水を真空ポンプの限界の10mより高く上げられるのは、
導管がセルロースという親水性の素材で出来ていて、更に導管の直径が小さく
水分子同士および水分子とセルロース分子の水素原子同士の水素結合で引き合う、
つまり水の凝集力によるものが大きい
水を導管と同じ直径のセルロース管に入れ、遠心分離機で振り回して
どの位の力に耐えられるか調べると、高さ150mでも大丈夫だったと分かっている
但し、気温が低ければ250mでも大丈夫だが、30℃などだと150mがギリギリになる
何はともあれ、世界で100mを越える樹木であるアメリカ西部多雨山地のセコイアメスギ、アメリカトガサワラ、アメリカツガ、
およびオーストラリア南東部温帯雨林のレグナンスユーカリなどはいずれも涼しい冷温帯に分布しており、
熱帯で一番高い木はボルネオで82mになるマメ目ジャケツイバラ科のコオムパッシア・エクセルサが精一杯というわけだ
樹木が水を真空ポンプの限界の10mより高く上げられるのは、
導管がセルロースという親水性の素材で出来ていて、更に導管の直径が小さく
水分子同士および水分子とセルロース分子の水素原子同士の水素結合で引き合う、
つまり水の凝集力によるものが大きい
水を導管と同じ直径のセルロース管に入れ、遠心分離機で振り回して
どの位の力に耐えられるか調べると、高さ150mでも大丈夫だったと分かっている
但し、気温が低ければ250mでも大丈夫だが、30℃などだと150mがギリギリになる
何はともあれ、世界で100mを越える樹木であるアメリカ西部多雨山地のセコイアメスギ、アメリカトガサワラ、アメリカツガ、
およびオーストラリア南東部温帯雨林のレグナンスユーカリなどはいずれも涼しい冷温帯に分布しており、
熱帯で一番高い木はボルネオで82mになるマメ目ジャケツイバラ科のコオムパッシア・エクセルサが精一杯というわけだ
105:名無しのひみつ 2012/06/10(日) 12:39:36.47 ID:0nVm4Slz
レッドウッド(セコイア)の国立公園 (約80〜115m)
Star Wars Episode VI: Return of the Jedi (ジェダイの帰還)
の撮影(樹間の追いかけシーン?・その他)でも使われたらしい
ロサンゼルスから北300kmぐらい… 行ってみたいなぁ
ついでに巨躯の陸上歩行というと、どうしても AT-AT を考えずにはいられない
いくら空想とはいえ、こんな細っこいひょろひょろの足で支えられるのかなぁ
撮影はミニチュアのコマ撮りだからいいけど、実物大で動かすのは不可能かも
設定上の高さは約22.5m、重さは不明
http://starwars.wikia.com/wiki/All_Terrain_Armored_Transport
Star Wars Episode VI: Return of the Jedi (ジェダイの帰還)
の撮影(樹間の追いかけシーン?・その他)でも使われたらしい
ロサンゼルスから北300kmぐらい… 行ってみたいなぁ
ついでに巨躯の陸上歩行というと、どうしても AT-AT を考えずにはいられない
いくら空想とはいえ、こんな細っこいひょろひょろの足で支えられるのかなぁ
撮影はミニチュアのコマ撮りだからいいけど、実物大で動かすのは不可能かも
設定上の高さは約22.5m、重さは不明
http://starwars.wikia.com/wiki/All_Terrain_Armored_Transport
(>> ソース)
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