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LISP 言語と A.I. の父 John McCarthy 博士死去2011年10月26日
Stanford Engineering はコンピューターサイエンティストで A.I. 分野の草分け的存在だったJohn McCarthy 博士が2011年10月24日、同氏のカリフォルニア州スタンフォードの自宅で亡くなったと伝えた。84歳だった。
McCarthy 博士が世間の注目を集めたのは、1966年にロシア国内のライバルとコンピューターチェスの対戦を主催したときのことだった。4試合同時に行われたこの対戦は数か 月に及び、結果は McCarthy 博士側の2敗2引き分け。McCarthy 博士は後に「完敗だった」と語っていた。
McCarthy 博士は、21世紀を迎えた現在やっと現実のものとなりつつある「人工知能(Artificail Inteligence:A.I.)」という概念を50年以上も前から唱えていた A.I. 界の巨人。同氏は1956年に英国の Dartmouth 大学で開催された人工知能に関する会議「ダートマス会議」に提案書を提出し、「A.I.」という言葉をその提案書の中で歴史上初めて使用した。
1958年、McCarthy 博士はコンピューター言語 LISP を開発。これは、FORTRAN に次いで2番目に古いプログラミング言語で、A.I. プログラムを記述する言語として現在も使用されている。
また、あまり知られていないことだが、「ガーベージコレクション(ゴミ収集)」と呼ばれる技術を開発したのも McCarthy 博士。これは、プログラムが予約したメモリ領域のうち不要になった領域を自動解放する技術で、LISP 言語の機能強化の一環として開発された。。
1960年代の初頭には、McCarthy 博士はタイムシェアリングによるコンピューターの効率的な利用というコンセプトをすでに発表しており、このコンセプトはその後の分散処理やクラウドへと発展するコンピューティング技術の基礎となった。
スタンフォード大学名誉教授で上級科学研究員の Les Earnest 氏は次のように語っている。
「多くの人々が、タイムシェアリングがコンピューターを使う賢い方法だということはわかっていた。だが、どうすれば実現できるかについては、誰もわからなかった。John 以外は誰も」
氏の告別式は、近く執り行われる。
▽記事引用元 japan.internet.com
http://japan.internet.com/webtech/20111026/2.html
▽画像 John McCarthy 博士(Stanford Engineering)
▽博士のホームページ
http://www-formal.stanford.edu/jmc/index.html
Stanford Engineering はコンピューターサイエンティストで A.I. 分野の草分け的存在だったJohn McCarthy 博士が2011年10月24日、同氏のカリフォルニア州スタンフォードの自宅で亡くなったと伝えた。84歳だった。
McCarthy 博士が世間の注目を集めたのは、1966年にロシア国内のライバルとコンピューターチェスの対戦を主催したときのことだった。4試合同時に行われたこの対戦は数か 月に及び、結果は McCarthy 博士側の2敗2引き分け。McCarthy 博士は後に「完敗だった」と語っていた。
McCarthy 博士は、21世紀を迎えた現在やっと現実のものとなりつつある「人工知能(Artificail Inteligence:A.I.)」という概念を50年以上も前から唱えていた A.I. 界の巨人。同氏は1956年に英国の Dartmouth 大学で開催された人工知能に関する会議「ダートマス会議」に提案書を提出し、「A.I.」という言葉をその提案書の中で歴史上初めて使用した。
1958年、McCarthy 博士はコンピューター言語 LISP を開発。これは、FORTRAN に次いで2番目に古いプログラミング言語で、A.I. プログラムを記述する言語として現在も使用されている。
また、あまり知られていないことだが、「ガーベージコレクション(ゴミ収集)」と呼ばれる技術を開発したのも McCarthy 博士。これは、プログラムが予約したメモリ領域のうち不要になった領域を自動解放する技術で、LISP 言語の機能強化の一環として開発された。。
1960年代の初頭には、McCarthy 博士はタイムシェアリングによるコンピューターの効率的な利用というコンセプトをすでに発表しており、このコンセプトはその後の分散処理やクラウドへと発展するコンピューティング技術の基礎となった。
スタンフォード大学名誉教授で上級科学研究員の Les Earnest 氏は次のように語っている。
「多くの人々が、タイムシェアリングがコンピューターを使う賢い方法だということはわかっていた。だが、どうすれば実現できるかについては、誰もわからなかった。John 以外は誰も」
氏の告別式は、近く執り行われる。
▽記事引用元 japan.internet.com
http://japan.internet.com/webtech/20111026/2.html
▽画像 John McCarthy 博士(Stanford Engineering)
▽博士のホームページ
http://www-formal.stanford.edu/jmc/index.html
61:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 21:48:41.94 ID:tQaI/Q5d
74:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 10:02:37.45 ID:lANFZXvp
>>1
>タイムシェアリングによるコンピューターの効率的な
>利用というコンセプトをすでに発表しており、このコンセプトはその後の分散処理やクラウドへと
>発展するコンピューティング技術の基礎となった。
全然違うだろ ぜーーんぜーーーん違うだろ
>タイムシェアリングによるコンピューターの効率的な
>利用というコンセプトをすでに発表しており、このコンセプトはその後の分散処理やクラウドへと
>発展するコンピューティング技術の基礎となった。
全然違うだろ ぜーーんぜーーーん違うだろ
83:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 12:56:09.48 ID:AhotkeYN
ちなみにタイムシェアリング云々の記述は、>>1の記事のライターが創作したものではなくて、
スタンフォード大学のプレスリリースにある記述をそのまま翻訳したもの。
つまり、この記述は、スタンフォード大学の見解となる。
スタンフォード大学のプレスリリースにある記述をそのまま翻訳したもの。
つまり、この記述は、スタンフォード大学の見解となる。
6:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 10:58:28.55 ID:G5HFfKn7 << 37 96
LISPは全然分からなかったけれど、ああいう言語構造は英語圏のものだなあと思った。
日本語の言語体系では出来ないんだろうね。
日本語の言語体系では出来ないんだろうね。
9:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 11:12:25.44 ID:v5pNccrD << 11 23
>21世紀を迎えた現在やっと現実のものとなりつつある「人工知能」
えっ? 現実のものとなりつつあるのか? どこで?
えっ? 現実のものとなりつつあるのか? どこで?
Lispはガーベッジコレクションの問題を抱えてるから、高速な処理系を構築することができない。
このため、一時期は処理系をハードウェア化することで専用ハードが作られたが、コストパフォーマンスが悪いから今は廃れた。
つまり、初期設計に問題があった。
このため、一時期は処理系をハードウェア化することで専用ハードが作られたが、コストパフォーマンスが悪いから今は廃れた。
つまり、初期設計に問題があった。
34:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 13:33:51.77 ID:8LSuWVqV
>>19
そう言えば、LISP専用機って有ったよな
DECでもSunでもHPでもLISPは動いたのに、どんな奴が買うのかと思ってたら
石鹸屋の研究所がもってって、パレットに色々形のな荷物最大量積む
を変なプログラムを作って、威張ってたナ
そう言えば、LISP専用機って有ったよな
DECでもSunでもHPでもLISPは動いたのに、どんな奴が買うのかと思ってたら
石鹸屋の研究所がもってって、パレットに色々形のな荷物最大量積む
を変なプログラムを作って、威張ってたナ
35:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 13:35:42.98 ID:HjIwmmtV
31:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 13:12:15.88 ID:4baMg/r2
29:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 13:04:19.16 ID:DO2Fjhzu << 63
63:名無しのひみつ 2011/10/27(木) 22:36:58.67 ID:if3h6X4t
>>29
RISCが流行った頃には既にSymbolicsは消えていたよ。
実はSymbolicsにはstack memoryというのがあって、これキャッシュなのよ。
Symbolics3750でFFT作って、VAX11/785のVaxFortranのFFTと同じ性能出した
のは、いい思い出。
RISCが流行った頃には既にSymbolicsは消えていたよ。
実はSymbolicsにはstack memoryというのがあって、これキャッシュなのよ。
Symbolics3750でFFT作って、VAX11/785のVaxFortranのFFTと同じ性能出した
のは、いい思い出。
77:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 10:31:46.60 ID:lANFZXvp << 79
http://en.wikipedia.org/wiki/Time-sharing#Time-sharing
> Developing a system that supported multiple users at the same time was a completely different concept;
> the "state" of each user and their programs would have to be kept in the machine, and then switched between quickly.
http://en.wikipedia.org/wiki/Distributed_computing
> A distributed system consists of multiple autonomous computers that communicate through a computer network.
全然違う
> Developing a system that supported multiple users at the same time was a completely different concept;
> the "state" of each user and their programs would have to be kept in the machine, and then switched between quickly.
http://en.wikipedia.org/wiki/Distributed_computing
> A distributed system consists of multiple autonomous computers that communicate through a computer network.
全然違う
80:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 11:29:07.34 ID:lANFZXvp << 81
81:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 12:14:15.15 ID:/96VipR/ << 82
82:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 12:33:24.61 ID:lANFZXvp << 84
84:名無しのひみつ 2011/10/28(金) 13:25:15.43 ID:/96VipR/ << 86
>>82
TSSのダム端末に計算能力持たせたのが分散処理の起源の一つなんだから技術的にも関係あるんだよ
TSSのダム端末に計算能力持たせたのが分散処理の起源の一つなんだから技術的にも関係あるんだよ
109:名無しのひみつ 2011/10/29(土) 13:22:36.34 ID:TsBPQEcZ << 116 119
計算機資源が限られていて
高度なプログラミング言語実装出来なかった時代ならともかく
今となってはLispはゴミ
高度なプログラミング言語実装出来なかった時代ならともかく
今となってはLispはゴミ
119:名無しのひみつ 2011/10/29(土) 21:04:00.58 ID:a364p8In << 120
126:名無しのひみつ 2011/10/30(日) 00:59:01.36 ID:aQsusgux
122:名無しのひみつ 2011/10/29(土) 23:27:39.96 ID:0gLD9PEr << 124
>>121
んなことはない。再帰演算でデータ圧縮しようとしたんだが、30回位リカーシブコールするとスタックオーバーフローで落ちるので、泣く泣くあきらめた苦い経験がある。.netのLISP使ってもやっぱりダメだった
んなことはない。再帰演算でデータ圧縮しようとしたんだが、30回位リカーシブコールするとスタックオーバーフローで落ちるので、泣く泣くあきらめた苦い経験がある。.netのLISP使ってもやっぱりダメだった
124:名無しのひみつ 2011/10/30(日) 00:29:34.78 ID:GvQ45Eh7
>>122
.netのlispかぁ。 .netやjavaの上のlispは当然それらの制約上になりたつから
jvm上のlisp系のclojureでもjvmの仕様の影響で末尾再帰の最適化は書き方が変
わってる。
sbclなどで末尾再帰させてみた?末尾再帰最適化が効く処理系とそれ以外では
違ってくるからね。
.netのlispかぁ。 .netやjavaの上のlispは当然それらの制約上になりたつから
jvm上のlisp系のclojureでもjvmの仕様の影響で末尾再帰の最適化は書き方が変
わってる。
sbclなどで末尾再帰させてみた?末尾再帰最適化が効く処理系とそれ以外では
違ってくるからね。
(>> ソース)
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