科学ニュース+板 (25/131)
1:星降るφ ★ 2012/02/03(金) 21:42:01.69 ID:??? << 62
★新発見のスーパーアース、生命の可能性
地球から22光年離れた赤色矮星を周回する岩石惑星が発見された。中心星のハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内にあり、地球以外の天体では生命存在の可能性が最も有望視されているという。
新たなスーパーアース(巨大地球型惑星)は、さそり座の赤色矮星を公転しており、「GJ 667Cc」と名付けられた。質量は地球の約4.5倍で、公転周期はおよそ28日。同じ恒星系内にはK型主系列星(KV、橙色矮星)の連星も存在する。
赤色矮星は比較的暗い恒星で、GJ 667Ccが受ける光は地球に届く太陽光と比較しても若干弱い。しかし、大部分が赤外線なので、エネルギーの吸収効率は地球よりも高いと考えられる。
研究チームの一員で発見当時アメリカ、ワシントンD.C.のカーネギー研究所に在籍していたギリェム・アングラーダ・エスクデ(Guillem Anglada-Escude)氏は、「GJ 667Ccが大気を持ち、地表面が岩石で覆われている場合、液体の水、さらに生命が存在する可能性は十分にある」と話す。
◆予想外の発見
アングラーダ・エスクデ氏の研究チームがGJ 667Ccを発見したきっかけは、ヨーロッパ南天天文台(ESO)の公表データだった。ESOには、惑星の引力によって生じた恒星軌道の揺れを観測できる望遠鏡が設置されている。
発見はある意味で予想外の出来事だったという。いくつかの惑星形成モデルを基にすると、GJ 667Ccの中心星(GJ 667C)のように金属量が少ない恒星の周りでは、地球型惑星は期待できないからだ。天文学での「金属」は、水素とヘリウムより重い元素を指す。炭素や酸素、窒素などの重い元素は岩石惑星の構成要素となる。
一方、NASAゴダード宇宙飛行センターのアキ・ロベルジュ(Aki Roberge)氏は、必ずしも驚くべき発見とは言えないと指摘する。「巨大ガス惑星は金属量の多い恒星の周りに形成される可能性が高い。しかし、質量のより小さな惑星や岩石惑星についても同様かは、観測例が十分でないため分からない」。
小惑星や彗星などの小型天体は、金属が乏しい恒星の周囲で発見されている。地球型惑星の形成に関しては、「恒星の組成による明確な差はなさそうだ」とロベルジュ氏は語る。
ただし金属量の少ない恒星の周囲では、「大質量の巨大惑星よりも、小型天体の方が形成されやすい傾向があるのではないか」と述べる。
◆初の観測例となるか
現在ドイツのゲッティンゲン大学に所属しているアングラーダ・エスクデ氏は、GJ 667Ccが実際に生命の存在しうるスーパーアースである確証を得たいと話す。
そのためには、中心星の手前を惑星が横切る際に、中心星がどの程度減光するのかを測定する必要がある。 得られたデータを分析すれば、惑星の密度や組成を特定できるほか、場合によっては大気のさまざまな特性に ついても解明することができるという。「GJ 667Ccが中心星の赤色矮星の手前を横切る可能性は1%程度だ」 とアングラーダ・エスクデ氏は予測する。
ただし、太陽系外惑星は多種多様な場所で発見が相次いでいる。金属量の少ない恒星を周回するスーパー アースは、GJ 667Cc以外にも多数存在するかもしれないと同氏は期待する。「新たな機器の導入によって、 近い将来、このタイプの天体を数十個発見したいと考えている。そのためには、2~3年以内に少なくとも 1つは中心星の手前を横切ってもらう必要がある」。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120203001&expand#title
原文英語記事 New "Super Earth" Found at Right Distance for Life
http://news.nationalgeographic.com/news/2012/02/120202-new-planet-super-earth-habitable-zone-life-space-science/
▽画像 赤色矮星を周回するGJ 667Cc(右)のCG画像。左端の連星も同一恒星系内に存在する。
http://images.nationalgeographic.com/wpf/media-live/photos/000/482/cache/exoplanet-found-triple-star-system_48211_600x450.jpg
▽関連スレ【宇宙】ハビタブルゾーン中心に地球に似た惑星
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1323160433/
地球から22光年離れた赤色矮星を周回する岩石惑星が発見された。中心星のハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内にあり、地球以外の天体では生命存在の可能性が最も有望視されているという。
新たなスーパーアース(巨大地球型惑星)は、さそり座の赤色矮星を公転しており、「GJ 667Cc」と名付けられた。質量は地球の約4.5倍で、公転周期はおよそ28日。同じ恒星系内にはK型主系列星(KV、橙色矮星)の連星も存在する。
赤色矮星は比較的暗い恒星で、GJ 667Ccが受ける光は地球に届く太陽光と比較しても若干弱い。しかし、大部分が赤外線なので、エネルギーの吸収効率は地球よりも高いと考えられる。
研究チームの一員で発見当時アメリカ、ワシントンD.C.のカーネギー研究所に在籍していたギリェム・アングラーダ・エスクデ(Guillem Anglada-Escude)氏は、「GJ 667Ccが大気を持ち、地表面が岩石で覆われている場合、液体の水、さらに生命が存在する可能性は十分にある」と話す。
◆予想外の発見
アングラーダ・エスクデ氏の研究チームがGJ 667Ccを発見したきっかけは、ヨーロッパ南天天文台(ESO)の公表データだった。ESOには、惑星の引力によって生じた恒星軌道の揺れを観測できる望遠鏡が設置されている。
発見はある意味で予想外の出来事だったという。いくつかの惑星形成モデルを基にすると、GJ 667Ccの中心星(GJ 667C)のように金属量が少ない恒星の周りでは、地球型惑星は期待できないからだ。天文学での「金属」は、水素とヘリウムより重い元素を指す。炭素や酸素、窒素などの重い元素は岩石惑星の構成要素となる。
一方、NASAゴダード宇宙飛行センターのアキ・ロベルジュ(Aki Roberge)氏は、必ずしも驚くべき発見とは言えないと指摘する。「巨大ガス惑星は金属量の多い恒星の周りに形成される可能性が高い。しかし、質量のより小さな惑星や岩石惑星についても同様かは、観測例が十分でないため分からない」。
小惑星や彗星などの小型天体は、金属が乏しい恒星の周囲で発見されている。地球型惑星の形成に関しては、「恒星の組成による明確な差はなさそうだ」とロベルジュ氏は語る。
ただし金属量の少ない恒星の周囲では、「大質量の巨大惑星よりも、小型天体の方が形成されやすい傾向があるのではないか」と述べる。
◆初の観測例となるか
現在ドイツのゲッティンゲン大学に所属しているアングラーダ・エスクデ氏は、GJ 667Ccが実際に生命の存在しうるスーパーアースである確証を得たいと話す。
そのためには、中心星の手前を惑星が横切る際に、中心星がどの程度減光するのかを測定する必要がある。 得られたデータを分析すれば、惑星の密度や組成を特定できるほか、場合によっては大気のさまざまな特性に ついても解明することができるという。「GJ 667Ccが中心星の赤色矮星の手前を横切る可能性は1%程度だ」 とアングラーダ・エスクデ氏は予測する。
ただし、太陽系外惑星は多種多様な場所で発見が相次いでいる。金属量の少ない恒星を周回するスーパー アースは、GJ 667Cc以外にも多数存在するかもしれないと同氏は期待する。「新たな機器の導入によって、 近い将来、このタイプの天体を数十個発見したいと考えている。そのためには、2~3年以内に少なくとも 1つは中心星の手前を横切ってもらう必要がある」。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120203001&expand#title
原文英語記事 New "Super Earth" Found at Right Distance for Life
http://news.nationalgeographic.com/news/2012/02/120202-new-planet-super-earth-habitable-zone-life-space-science/
▽画像 赤色矮星を周回するGJ 667Cc(右)のCG画像。左端の連星も同一恒星系内に存在する。
http://images.nationalgeographic.com/wpf/media-live/photos/000/482/cache/exoplanet-found-triple-star-system_48211_600x450.jpg
▽関連スレ【宇宙】ハビタブルゾーン中心に地球に似た惑星
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1323160433/
7:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 21:47:00.57 ID:+h9OQ3g4
>>4はFBIに逮捕された宇宙人w
66:名無しのひみつ 2012/02/04(土) 12:06:45.89 ID:AeVOGOQf
86:名無しのひみつ 2012/02/04(土) 18:46:41.13 ID:P7BUCyY/
13:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 21:58:28.77 ID:5fP8j4+1
>>12
お前に、その惑星やるから、楽しんでこい。
お前に、その惑星やるから、楽しんでこい。
22光年か…
今までのよりは大分現実味出てきた距離だな
それでも往復44年だし人生捧げる気にならんと無理
今までのよりは大分現実味出てきた距離だな
それでも往復44年だし人生捧げる気にならんと無理
11:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 21:51:47.11 ID:1Bc0ZORA
>>10
光速で移動できる人を探さないとな
光速で移動できる人を探さないとな
15:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 22:02:32.92 ID:e7i1cqsJ
>>10
何が往復44年なの?
何が往復44年なの?
31:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 23:26:00.78 ID:ZYU527wE
20:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 22:23:48.14 ID:dCZlSc/W << 35
実際は1光年すら夢のまた夢。
35:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 23:51:16.09 ID:P/oa8soT << 36
36:名無しのひみつ 2012/02/03(金) 23:56:26.61 ID:e7i1cqsJ
71:名無しのひみつ 2012/02/04(土) 12:57:04.30 ID:tWkhsIaZ
>>70
密度によるけど普通の密度だった場合は4倍にはならないはず
密度によるけど普通の密度だった場合は4倍にはならないはず
82:名無しのひみつ 2012/02/04(土) 16:30:43.68 ID:S/ZnwVqI
>>70 惑星の表面の重力加速度は密度と半径に比例する。球形であり、自転は無視。
他の星では地球人類をガン無視だったりしてな
いまだに人類同士で殺し合ってる野蛮人と交信したくないですみたいな〜
いまだに人類同士で殺し合ってる野蛮人と交信したくないですみたいな〜
107:名無しのひみつ 2012/02/05(日) 00:30:35.05 ID:wZHptlaH
>>102
宇宙におけるホットスポット(線量じゃない方ね)扱いだったりしてなw
宇宙におけるホットスポット(線量じゃない方ね)扱いだったりしてなw
110:名無しのひみつ 2012/02/05(日) 01:03:14.97 ID:7bjGfRJv
>>102
無視だったらいいけど、地球の汚物は消毒だ〜!と遊星爆弾をうたれまくる可能性もある
無視だったらいいけど、地球の汚物は消毒だ〜!と遊星爆弾をうたれまくる可能性もある
地球人は地球のガンなんだよ、いいや宇宙のガンだよ
銀河法に照らし合わせても、あったひとつの母星すら汚染してしまい
同族同士で争う未熟な生命体。君たちは管理監視されているんだよ。
銀河法に照らし合わせても、あったひとつの母星すら汚染してしまい
同族同士で争う未熟な生命体。君たちは管理監視されているんだよ。
129:名無しのひみつ 2012/02/07(火) 07:08:07.96 ID:Qo0t6HVX
>>123、晒しage
127:名無しのひみつ 2012/02/06(月) 07:20:17.60 ID:VxkXJF/e
>>125
最近は変に奇をてらったアニメが多いからここはひとつ古典に回帰と言うのもありかもしれぬ
最近は変に奇をてらったアニメが多いからここはひとつ古典に回帰と言うのもありかもしれぬ
(>> ソース)
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