2011年9月2日金曜日

【宇宙】冥王星はやはり惑星? 「惑星」の定義に関する議論が再燃

科学ニュース+板 (3/120)

1:星降るφ ★ 2011/08/25(木) 22:22:56.94 ID:??? << 53
冥王星はやはり惑星? 議論が再燃
Victoria Jaggard
for National Geographic News
August 25, 2011

 冥王星が公式に準惑星へ格下げされてから5年が経過した。しかし、「惑星」の定義に関する議論は
いまだ収まることがない。

 アメリカ、メリーランド州にあるNASAゴダード宇宙飛行センターの惑星科学者マーク・クチナー
(Marc Kuchner)氏は、「言葉の意味をめぐる議論にすぎないのかもしれないが、細心の注意を払う
必要がある。これは惑星の定義が変更されたときの教訓だ」と話す。

「決定が下された後、世界中の天文学者があらゆる人から大小の苦情を受けた。惑星はとても私的な
存在だ。われわれは地球、月、そしてほかの惑星を自分の"故郷"の一部ととらえている。だからこそ
冥王星の一件で大きな動揺が起きたのだろう」。

 また2006年の決定以降、天文学者たちは数々の科学進歩を成し遂げ、この問題はさらに複雑な様相を
呈している。具体的には、恒星を周回しない惑星の発見や、太陽系の誕生からの変遷に関する新たな
モデルなどである。

 そして2012年、国際天文学連合(IAU)の総会が中国、北京で開催される。IAUは惑星の定義に関する
投票を呼び掛けた組織で、現在も多くの専門家が2006年の第26回総会決議5Aを見直すべきか見極めよう
としている。

◆準惑星の誕生

 格下げの最大のきっかけは2005年、カリフォルニア工科大学の天文学者マイク・ブラウン氏が、
冥王星の属するカイパーベルトで冥王星より大きな天体を発見したことだった。「2003 UB313」という
仮称が付けられ、第10の惑星になる可能性も考えられた。

 IAUは委員会を招集、惑星の正式な定義を決めることにした。そして2006年、チェコのプラハでIAUの
総会が開催され、惑星の定義の草案が投票にかけられた。内容は以下の通り。

a) 太陽を周回している。

b) 自身の重力によって内部からの力を上回り、静水圧平衡(ほぼ球形)を保つだけの質量を持つ。

c) 周回軌道の付近からほかの天体を一掃している。

 投票の結果、冥王星とケレス、2003 UB313を準惑星と呼ぶことに決定した。また、準惑星は惑星の
下位に属する存在ではなく、太陽系の天体の新たなカテゴリーとされた。2003 UB313は後に「エリス」と
命名されている。

◆周回軌道の付近とは?

 IAUの決定で最も賛否が分かれるのは、周回軌道の付近からほかの天体を一掃しているかどうかだろう。

 カリフォルニア工科大学の大学院生としてブラウン氏の指導を受けたクチナー氏は、この定義は特に
主観的だと感じている。

>>2以降に続く)

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110825003&expand#title

▽画像  
冥王星と最大の衛星カロン。手前は別の衛星
Illustration courtesy G. Bacon, STScI/ESA/NASA
53:名無しのひみつ 2011/08/26(金) 18:25:23.93 ID:f5TiJYRs
>>1
オイオイ、定義に一つ足らないぜ。

d) その内部で自重力による「核融合反応」が起こってないこと。

   ── もし「核融合反応」が起こっていれば、それはもう一つの恒星となり、結局「連星」の形態となる。


   (どうでもイイけど、最近の天文学者はレベルが低いな。一人前の研究者ツラしてるが)
2:星降るφ ★ 2011/08/25(木) 22:24:00.31 ID:??? << 1
(>>1からの続き)

 ただし、ルールの必要性は極めて高いという。惑星と呼ぶにふさわしい太陽系の天体の数は
制限されるべきだと考えているためだ。

 一方、制限は不要だという意見もある。

 アメリカ、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるIAU小惑星センターの所長ティモシー・
スパール氏は、「人間の体には200以上の骨がある。医学生が理解しやすくなるからといって、
これらの骨を再定義すべきだろうか」と疑問を投げ掛ける。

 スパール氏によると、IAUの定義は天文学者を混乱させているという。「周回軌道の付近から
ほかの天体を一掃している」という部分があいまいなためだ。

◆惑星科学は絶えず進歩している

 同氏は個人的に、定義を単純化すべきと考えている。「恒星を周回する丸い天体。これを基本に
したい」。

 ここから惑星をさらに分類すればいいという。陸地がある地球型の惑星、木星型の巨大ガス惑星、
外側にある冥王星型の氷の惑星である。「恒星を周回していない"浮遊惑星"用の分類を設けてもいい」。

 そしてもちろん、呼び方がどう変わろうと、冥王星の魅力は不変である。多くの天文学者にとって、
今後も太陽系で最も研究意欲が湧く天体の一つだろうとスパール氏は語っている。

(記事ここまで)

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