科学ニュース+板 (17/59)
2011年9月30日金曜日
2011年9月29日木曜日
【脳科学】ギア付き自動二輪乗ると脳機能アップ 精神的な健全性が改善/東北大・川島隆太教授
科学ニュース+板 (15/100)
研究は、二輪車利用者と非利用者へのアンケート調査や、医療機器を用いた脳活動の計測などを通じて行われた。走行中のライダーの脳活動を計測した結果、スクーターよりも、複雑な操作が必要なギア付き二輪の方が、加速、カーブ、停止などのタイミングで脳の活動量が大幅に増えていることが確認できたという。
2011年9月28日水曜日
【人類】人類最初の冒険者はアボリジニの祖先か?、国際研究チームによるアボリジニのゲノム解析
科学ニュース+板 (25/59)
「出アフリカ」後の人類の移動について新たな光を投げかける発見で、アボリジニが他の集団よりも2万4000年ほど前に移動を開始した勇敢で類まれな冒険者たちの子孫であることを示唆している。
2011年9月27日火曜日
【医療】糖尿病で壊死した手足、うじ虫治療が有効 米研究チーム
科学ニュース+板 (19/86)
2011年9月26日月曜日
2011年9月25日日曜日
【薬理】マリフアナ投与でマウスのPTSD症状が消滅/イスラエル研究
科学ニュース+板 (39/107)
【9月21日 AFP】マウスに強いストレスを与えてから24時間以内にマリフアナを投与したところ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が消滅したという研究結果が、米科学誌「Neuropsychopharmacology(神経精神薬理学)」に発表された。 イスラエルのハイファ大(Haifa University)心理学部の研究チームは、極端なストレスにさらされたマウスは人間のPTSDに似た症状を
2011年9月24日土曜日
【宇宙開発】情報収集衛星・光学4号機を搭載したH2Aロケット19号機打ち上げ成功
科学ニュース+板 (35/121)
情報収集衛星は昼間の晴天時に撮影する光学衛星2基と、夜間や曇天でも撮影可能なレーダー衛星2基の計4基での運用が基本。平成19年に4基体制を確立したが、その後、レーダー2基は電源の不具合で相次ぎ故障しており、今回の打ち上げで光学衛星だけが一時的に4基に増えるいびつな態勢となった。
2011年9月23日金曜日
2011年9月22日木曜日
2011年9月21日水曜日
2011年9月20日火曜日
【生物】怠け者は長生きする?老化防止に役立っていたハムスターの休眠 墺研究
科学ニュース+板 (20/101)
ハムスターの新陳代謝と体温が一時的に下がる「トーパー(torpor、鈍麻状態)」と呼ばれる休眠時に、 老化に関連する染色体の自然崩壊も止まり、時に修復さえされていることが分かったという。過去の研究でも 冬眠と寿命の因果関係は示唆されていたが、それを説明する生物学的メカニズムについて示されたのは今回が初めて。
【ロボ】動力のない二足歩行ロボット(5000円)、連続歩行時間の世界記録/公立はこだて未来大
科学ニュース+板 (17/118)
北海道函館市の公立はこだて未来大の学生3人が17日、モーターなどの動力なしに歩くロボットの連続歩行時間で、ギネス世界記録(13時間45分)を大幅に更新する快挙を達成した。
ロボットの材料費はわずか5000円という。
製作したのは三上貞芳教授(人工知能)の研究室の学生3人。高さ76センチのアルミ製で、13日午前9時に下り斜度5度、分速3メートルのルームランナー上で歩行を始めた。ペンギンのように左右に揺れながら昼も夜も倒れずに歩き続け、17日午後1時、目標の100時間を達成した。
【海洋】北極海の海氷、過去2番目の小ささに 温暖化影響/NSIDC
科学ニュース+板 (53/114)
2011年9月19日5時0分
米国立雪氷データセンター(NSIDC)は、今年の北極海の海氷が観測開始以来、2番目に小さい面積となったと速報値を発表した。
NSIDCによると、今年の海氷は9月9日に最小に達したとみられ、面積は433万平方キロ。人工衛星による観測を始めた1979年以来、最小だった2007年の417万平方キロとわずか
16万平方キロの差に迫った。衛星観測での誤差や今後の気象条件で多少動く可能性もあることから、過去最小とみる研究グループもあるという。
79〜00年の平均値671万平方キロに比べると、35%小さかった。
温暖化の影響で北極海の夏の海氷の面積はこの5年間、
いずれも過去平均を大きく下回る傾向が続いているという。(中山由美)
2011年9月19日月曜日
【生物】タガメ、毒蛇マムシも食べます 溶けた肉吸う様子撮影
科学ニュース+板 (25/101)
撮影された。タガメが蛇を食べることは報告されていたが、マムシ相手の例は知られていなかった。
撮影場所は、兵庫県西部の山間部にある池のほとり。8月下旬の朝、体長5センチほどの
タガメに襲われたマムシが、岩をのぼってきたところを、同県在住の読者が撮影した。
タガメは脚でマムシを抱え込み、胴体に針のような口を刺しこんでいた。「マムシは身もだえ
しながら苦しんでいた」という。タガメは魚などの体内に消化液を入れ、溶けた肉を吸う。
撮影時もマムシを「食べていた」とみられる。
▽画像 マムシを襲うタガメ(体長5センチほど)=読者提供
▽記事引用元 朝日新聞(2011年9月14日12時18分)
http://www.asahi.com/science/update/0914/TKY201109140116.html
2011年9月18日日曜日
【宇宙開発】NASAのSLS計画 2025年までに小惑星への有人探査を実施、2030年代には火星へ人類を運ぶ
科学ニュース+板 (39/106)
National Geographic News September 15, 2011
NASAが14日に発表したSLS(Space Launch System)は、開発費用100億ドル(約7660億円)の巨大プロジェクトだ。画像は発射されるSLSロケットの想像図。
バラク・オバマ大統領は就任当初から、前政権で進めていた月探査計画を打ち切り、火星や小惑星など、より遠方の宇宙空間への有人飛行を目指す新しい方針を示していた。
スペースシャトルの積載量は約25トンだったが、新型ロケットは70トンの物資を搭載でき、将来的にはその2倍近い物資の輸送を可能にする予定だ。 SLSのロケットには、これまで実績があるスペースシャトルのメインエンジンや外部燃料タンクなど多くの技術が再利用され、開発・運用コストの削減を実現させる。また、ロケットの燃料にはシャトルと同じ液体水素や液体酸素が使用される予定となっているが、改良型の固体燃料の活用も検討している。
新型ロケットの完成予定は2017年で、まずは無人での試験飛行を実施する。オバマ 大統領は、2025年までに小惑星への有人探査を実施し、2030年代には火星へ人類を運ぶことを目標に掲げている。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011091507&expand#title
2011年9月17日土曜日
【性科学】禁煙した男性、「性的健康」改善する可能性 性器の太さ増大、性交の準備が整うまでの時間も短く
科学ニュース+板 (20/126)
研究論文を執筆したVAボストン・ヘルスケア・システムのクリストファー・ハート氏はロイター・ヘルスに対し、「(研究結果が)すべての男性にあてはまるかはわからない」と述べる一方、研究を公表した目的は「男性が禁煙に踏み切るきっかけを作る」ことと語った。論文は泌尿器学の学術誌「British Journal of Urology International(原題)」に掲載された。
ハート氏と共同執筆者であるテキサス大学オースティン校のシンディ・メストン氏は、自己申告で性的不全ではないとした男性65人を、ニコチンパッチを用いた8週間の禁煙プログラムに参加させた。プログラムの開始前とプログラムの途中、プログラムの数週間後に分けて、研究室で性的描写が露骨な映画を鑑賞させ、反応を 調べた。
男性は映画を見ている間、どのような性的興奮を感じたかを記録。また、測定器により性器の大きさの変化も記録した。これとは別に、研究室の外での性的な関心や満足度についての質問調査も行った。
調査が終わる段階で、少なくとも1週間禁煙している男性は20人。残りの45人は喫煙を続けていた。禁煙を継続している男性は、喫煙を続けている男性よりも、性器の太さで増大が見られたほか、性交の準備が整う までの時間も短かった。
ただ、禁煙を継続している男性は「実生活」での性生活が改善したとは報告しておらず、研究室で確認された 効果が実生活に波及するには時間が掛かる可能性があることも分かったという。
ソース
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-23218920110915
【古生物】琥珀に恐竜の羽毛11点 進化の過程はっきりわかる立体構造 カナダ・アルバータ
科学ニュース+板 (26/112)
カナダのアルバータ州には白亜紀後期(約7千万年前)の琥珀が多く産出する。琥珀は装飾品にもされるが、
樹液が固まったもので、大昔の昆虫や植物を封じ込めていることがある。
アルバータ大のチームは、同州にあるロイヤル・ティレル博物館と大学が所蔵する約4千点の琥珀を調べ、 11点に羽毛が入っていることを見つけた。羽毛は繊維状の軸だけのものから、枝分かれしたものまで様々あり、 進化段階を詳細にたどることができた。
▽画像 琥珀に封じ込められた恐竜のものとみられる羽毛=サイエンス提供
▽記事引用元 朝日新聞(2011年9月16日1時4分)
http://www.asahi.com/science/update/0915/TKY201109150310.html
▽Science(掲載予定)
http://www.sciencemag.org/
2011年9月16日金曜日
【宇宙】金星探査機「あかつき」、OMEの第2回テスト噴射も想定した加速度を得られず…JAXA
科学ニュース+板 (34/106)
金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の軌道制御用エンジン(OME)の第2回テスト噴射(注1)を9月14日に実施し、取得したデータの解析を進めていたところ、噴射による加速度が、9月7日の第1回テスト噴射時と同様に想定よりも小さな値を示していることが分かりました。
今後の対応については、これまでの2回の試験噴射のデータをふまえて検討していきます。なお、第2回テスト噴射後の衛星の状態は正常です。
注1:OME噴射状況の再確認等を目的とし、噴射時間は約5秒であった(計画通り)。
JAXA>ISAS>トピックス
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2011/0915_akatsuki.shtml
2011年9月15日木曜日
【環境/放射性物質】ヒマワリの土壌除染、ほぼ効果なし ブルドーザーによる削り取りが最も効果的 農水省が実証実験
科学ニュース+板 (31/147)
実験の結果を公表した。
農水省によると、実施した複数の実験のうち、ヒマワリなど植物が育つ過程で放射性物質を吸収させる方法は、
ほとんど効果が認められなかった。
一方、5000ベクレル以上の高い濃度の放射性物質に汚染された土壌の場合、ブルドーザーなどを使って
表面を取り除く方法が最も効果的で、約75%を取り除くことができたという。しかし、この方法では汚染された
残土が大量に発生するため、農水省は、土から放射性物質だけを取り除く方法を引き続き検証する方針。
http://news24.jp/articles/2011/09/14/06190618.html
2011年9月14日水曜日
【天文】自転スピード落ちたら爆発? 超新星のしくみに新説
科学ニュース+板 (20/111)
スピードを落とすと爆発してしまう—。まるでハリウッド映画のような話だが、最新の研究成果によれば、星の最期を彩る超新星爆発にも同じことが言えるようだ。
超新星爆発には色々な種類があることが知られているが、その中でも特にIa型と呼ばれるものは、真の明るさがすべて一定であると考えられており、それゆえ天体までの距離の測定などにも利用されている重要な現象だ。
このIa型超新星爆発のメカニズムには2説あり、1つは白色矮星(注)が連星となっているもう一方の恒星からガスを奪い、抱え込める質量の限界に達したら爆発するというもの。もう1つは、白色矮星同士による同様の現象というものが考えられている。
多くの天文学者は1つめの、白色矮星と恒星の連星系が爆発前の天体だと考えているが、これにはいくつか問題がある。
例えばIa型超新星爆発では水素やヘリウムの存在が確認できていないが、質量の供給元だった恒星の水素やヘリウムはどこに行ってしまったのか、爆発の明かりが暗くなったあとでも伴星が発見できないのはなぜか、などの疑問が未解決のままなのだ。
そこでRosanne Di Stefano氏(米ハーバード・スミソニアン天文物理センター)らは、白色矮星の自転速度が変化する効果を考慮することで、この問題の解決を試みた。
ガスを取り込み続けている間はガスが持っていた重力エネルギーが白色矮星の回転エネルギーとなることで自転の速度が上がる。自転速度が上がると、遠心力によってガスを内側から支えることができるようになるため、超新星爆発を起こすと思われていた限界質量を超えても白色矮星のままで存在することができると考えられる。
そしてガスがもう取り込めなくなると回転速度が徐々に遅くなり、そのうちに限界質量を超えてしまうことで超新星爆発が 起きるとDi Stefano氏らは主張している。
回転速度が遅くなるには10億年程度の時間がかかると思われ、その間に伴星はその生涯を終えて白色矮星になってしまう。
こう考えると、超新星爆発が起きても伴星が持っていた水素やヘリウムが観測されないこと、そして伴星そのものを発見することができないことも説明がつく。
我々の住む太陽系のある銀河系には、1000年に3個程度のIa型超新星爆発が起きていると考えられている。もしこの回転の効果によって爆発までの時間が引き延ばされているとすれば、地球から数千光年以内のところに何十個もの爆発寸前の白色矮星があることになる。
この話が正しければ、銀河系には数多くの「時限爆弾」があることになりそうだ。
AstroArts
http://www.astroarts.co.jp/news/2011/09/09speed_sn/index-j.shtml
超新星爆発のイメージ(提供:David A. Aguilar (CfA))
関連スレ 【天文】超新星、2,100万光年の近距離に出現 9月1週の終わり頃から双眼鏡や小型望遠鏡で観測可能に
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1315142921/
【宇宙】ブラックホールの場所みつけた!…おとめ座Aで
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1315445567/
【医学】遺伝子操作で「緑色に光る猫」、エイズ治療に道(画像あり)
科学ニュース+板 (26/113)
耐性のある細胞を持った「緑色に光る」猫を生み出した。猫エイズの感染防止のほか、人間の後天性免疫
不全症候群(エイズ)研究にも役立てたいとしている。
科学誌「ネイチャー・メソッズ」に11日掲載された今回の研究では、FIVを抑える働きを持つサルの遺伝子を
猫の卵母細胞に注入し、その後受精させた。加えて、遺伝子操作を行った部分を容易に判別できるよう、
クラゲの遺伝子も組み入れた。これにより遺伝子操作された細胞は緑色を発色する。
その結果、遺伝子操作された卵母細胞から生まれた猫の細胞を採取したところ、FIVへの耐性を示したという。
また、これらの「耐性」を持つたんぱく質は、猫の体内で自力で作られていた。
また、遺伝子操作した猫同士を交配させたところ、生まれた8匹の子猫にも操作された遺伝子が引き継がれて
いた。
研究を率いたメイヨー・クリニック(米ミネソタ州ロチェスター)のエリック・ポエシュラ博士は、今後は遺伝子
操作した猫を実際にFIVに接触させ、ウイルスへの耐性があるかを確かめたいとしている。
http://mainichi.jp/select/world/newsinbrief/news/20110913reu00m030001000c.html
【地震】気象庁 振り切れない地震計(広帯域強震計)を増設へ…M8超も正確に
科学ニュース+板 (32/101)
全国に増設し、国内の巨大地震観測に活用することを決めた。
海外の大地震を観測するための技術も導入し、より精度の高い巨大地震の観測を目指す。
海外の地震規模を迅速に算出するシステムを独自に運用している同庁精密地震観測室
(長野市)の手法を技術改良により活用することを検討している。
気象庁が使っている地震の規模の算出法は、マグニチュード(M)8以上の巨大地震では
正確な規模を求められない。大震災では多くの地震計が振り切れてしまったため、発生3
分後にはM7・9と過小に評価。M9・0と算出するまでに2日かかってしまった。
▽記事引用元 : (2011年9月11日01時29分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110911-OYT1T00037.htm
2011年9月13日火曜日
【考古】古墳時代の箱式石棺4基と、ほぼ完全な状態の女性の人骨出土 徳島市の犬山天神山古墳
科学ニュース+板 (30/101)
犬山天神山古墳から、新たに古墳時代前・中期(4世紀後半〜5世紀後半)の
箱式石棺4基と、ほぼ完全な状態の女性の人骨などが出土したと発表した。センタ
ーは「古墳時代前・中期の人骨がそのままの状態で残っていたのは珍しく、当時の
埋葬方法や被葬者像を知る上での貴重な資料」としている。
犬山天神山古墳は園瀬川流域にあり、岩盤を削って築造された。石棺は
いずれも阿波の青石を使った「阿波式石棺」で、全長約1・9メートル、幅約0・4
メートル、床面からの高さ約0・3メートル。現在の徳島市の佐古地区から名東
地区などの眉山北側から運んだ石を、箱形に組み合わせたとみられる。
既に発見していた石棺1基を含め計5体分の人骨が出土。うち1体は頭を東にし
頭蓋骨、脊椎、骨盤、大腿骨などが良好な状態だった。鑑定の結果、身長150セ
ンチ程度の50代後半以上の女性という。頭部右側には若い頃に負ったとみられ、
治癒していた長さ約4センチの刃物傷もあった。
この女性の顔面から胸にかけてと、石棺の床面には赤色顔料の水銀朱が塗られ
ていた。センターは「おそらく死亡した直後に弔いや魔よけ、再生への願いを込め
て塗ったもの」と分析。園瀬川流域を基盤とする集団の指導者とみている。
別の石棺からは頭蓋骨や上腕骨などが出土。1体は30〜40代の男性で頭を
東にし、上顎に水銀朱が塗られていた。男性の石棺は斜面にあり、女性の石棺
よりも造りが悪く、女性よりも下位層の人物という。
他の人骨の性別や年齢は不明だが、石棺内部にはヒスイ製勾玉(まがたま)1点、
青銅製の鏡1枚、水晶製勾玉1点、直刀1振り、鉄鏃(てつぞく)35点、碧玉製管玉
(へきぎょくせいくだたま)8点などがあった。
徳島南環状線道路建設に伴い、約800平方メートルを5月から調べていた。
現地説明会は10日午前10時から。
問い合わせはセンター<電088(672)4545>。
【写真説明】犬山天神山古墳の箱式石棺から見つかった女性の人骨=徳島市八万町大野(県埋蔵文化財センター提供)
【医療】14歳女子中学生、子宮頸がんワクチン接種後死亡…国内初
科学ニュース+板 (19/101)
ことが分かり、12日、厚生労働省の専門調査会で報告された。ワクチンは英グラクソ・スミスクラインが
製造した「サーバリックス」で、接種との関連が否定できない死亡例は、国内では初めて。
報告によると、中学生は今年7月28日に接種を受け、30日朝に心肺停止の状態で見つかり、死亡が
確認された。中学生には突然不整脈を起こす「心室頻拍」の持病があり、直接の死因は不整脈と推定
されている。ワクチン接種との因果関係は不明という。
サーバリックスは2007年5月に豪州で初承認され、現在114か国以上で使用されている。日本では09年
12月に販売が始まり、これまでに約238万人が接種を受けたと推定される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000716-yom-sci
2011年9月12日月曜日
【技術】MIT、太陽電池を紙に直接印刷する技術を開発…ティッシュペーパーや新聞紙でも発電可能
科学ニュース+板 (19/120)
なんて時代はもうすぐそこまで来ている。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは太陽電池を作る新たな方法として
紙に直接印刷する研究を進めている。
特別な紙を使うわけではない。普通のコピー用紙はもちろんのこと、ティッシュペーパーや
トレーシングペーパー、新聞紙でも発電に成功したという。
さすがに自宅のコピー機で印刷するというわけにはいかないが、ポテトチップスの袋の
銀色部分の印刷工程とあまり変わらないらしい。ポテトチップスを全国のコンビニの棚に
並べることができるわけだから、紙に印刷した太陽電池も並べることは不可能ではないだろう。
驚くべきことに、この紙の太陽電池は折り曲げても発電し続けることができる。PETプラスチック
(飲料ペットボトルに使われている素材の薄いもの)を使用して1000回折り曲げる実験を行った結果、
ほとんど発電能力は落ちなかった。研究チームは紙飛行機を折って問題なく発電を続けている動画まで
公開している。
課題はエネルギー効率が1%しかないということ。それでも小さな時計くらいなら問題なく動くようだが、
今後研究チームは発電効率の改善を図っていく予定だという。
http://wired.jp/2011/09/07/mit%E3%80%81%E5%A4%AA%E9%99%BD%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%82%92%E7%B4%99%E3%81%AB%E5%8D%B0%E5%88%B7%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E6%88%90%E5%8A%9F%EF%BC%81/
画像
参考動画
Dynamic folding of a paper solar cell circuit
http://www.youtube.com/watch?v=21O0tBe-Alk
Folding a solar cell into an airplane
http://www.youtube.com/watch?v=gKbiX0kdpRA
2011年9月11日日曜日
【宇宙】金星探査機「あかつき」、OME第1回テスト噴射が予測と異なる結果に/第2回テスト噴射の計画を変更
科学ニュース+板 (35/106)
第2回テスト噴射計画の変更について
金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の今後の金星再会合に向けた軌道変更計画検討の一環として、
軌道制御用エンジン(OME)の第1回テスト噴射(注1)を9月7日に実施し、
取得したデータの解析を進めていたところ、
噴射による加速度が想定よりも小さな値を示していることが分かりました。
これは、第2回テスト噴射(注2)の前提として当初予測していた状況と異なるため、
9月14日に計画している第2回テスト噴射の計画を変更し、
OMEの噴射状況を再確認することを目的として、約5秒間噴射することといたします。
なお、第1回テスト噴射後の衛星の状態は正常です。
注1:姿勢外乱(横推力等)の定量的把握を目的とし、噴射時間は約2秒であった(計画通り)。
注2:当初計画は姿勢制御ロジックの検証を目的とし、計画噴射時間は20秒であった。
JAXA
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2011/0909.shtml
【宇宙開発】NASAの観測衛星、9月下旬から10月上旬に大気圏突入 破片が人に当たる確率3200分の1
科学ニュース+板 (20/130)
2011年9月10日17時57分
この秋、人工衛星の破片が空から降ってくるかもしれない。そして世界のだれかに当たる 確率は3200分の1——米航空宇宙局(NASA)は9日、大気圏への落下が見込まれる 人工衛星について「注意報」を発表した。
1991年に打ち上げられた大気観測衛星「UARS」(約6トン)で、2005年に運用を 終え、現在は高度約250キロ付近を漂っている。高度は徐々に下がっており、9月下旬から 10月上旬にかけて、大気圏に突入する見通しだ。
軌道の角度からみて、破片が落ちるのは赤道を挟んだ北緯57度〜南緯57度の間で、日本を含む世界の広い範囲が対象地域になる。
試算では大部分は燃え尽きるが、26個の金属破片(計532キロ)が800キロ四方の 範囲に落ちる。この一つが、世界のだれかに当たる確率は3200分の1で、「自分に当たる 確率」にすると、21兆分の1になるという。記者会見したNASAの研究者は「破片が有害である可能性はほとんどないが、絶対にさわらないで」と呼びかけた。
▽記事引用元 asahi.com
http://www.asahi.com/science/update/0910/TKY201109100155.html
▽画像
落下が見込まれる大気観測衛星UARSのイメージ図。重さは約6トンある=NASA提供
2011年9月10日土曜日
【医学】ノーベル賞の田中さん、乳がんの悪性化に関わる糖鎖のほぼ全容の解析に成功 島津製作所の研究チーム
科学ニュース+板 (19/126)
乳がんの悪性化に関わるとされるタンパク質の構造を世界で初めて詳しく解析することに成功した。
田中さんが8日、記者会見して明らかにした。13〜15日に大阪府内で開かれる第59回
質量分析総合討論会で発表するという。
人間などの生物の体を主に構成するタンパク質は、さまざまな分子と結合して変化するこ
とが知られており、結合する分子の種類や結合の方法に異常が起こることが、疾患の一因
となると考えられてきた。
研究チームは今回、乳がんの悪性化に関わるタンパク質「HER2」と結合する糖の化合物
(糖鎖)を解析。これまで、HER2と結合する糖鎖はすべて同じものと考えられていたが、
実際には違いがあることを発見した。
田中さんらは、HER2と結合する糖鎖のほぼ全容を確認したといい、田中さんは
「人それぞれに合った抗がん剤の選択に役立てれば」と話している。
▽記事引用元 : 2011.9.9 09:35 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110909/scn11090909400000-n1.htm
研究成果を発表する田中耕一さん=8日午後、京都市中京区の島津製作所
日本質量分析学会 - The Mass Spectrometry Society of Japan
http://www.mssj.jp/index-jp.html
2011年9月9日金曜日
【宇宙開発】月面のアポロ着陸地、鮮明に撮影 米探査機、飛行士足跡も NASA
科学ニュース+板 (32/131)
オービター」(LRO)が8月に撮影したアポロ12、14、17号の着陸地点の鮮明な画像を公開した。
LROは2009年にも月の表面から48〜96キロの上空から撮影することに成功しているが、
今回は21〜24キロと低く、宇宙飛行士が歩いた跡などがより鮮明に写っている。
アポロ12、14、17号は1969年から72年にかけて月着陸に成功した。
アポロ計画最後の17号着陸地点では、着陸船「チャレンジャー」の離陸発射台となった台座を中心に、
歩いた跡などが残っている。
▽画像 探査機「ルナー・リコネッサンス・オービター」がとらえたアポロ17号の着陸地周辺の画像(NASA提供・共同)
▽記事引用元 共同通信(2011/09/07 10:12)
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090701000208.html
▽NASAプレスリリース
http://www.nasa.gov/mission_pages/LRO/news/apollo-sites.html
【気象】「総雨量2000mmの時代」の到来を示唆するコメントを発表 日本気象協会
科学ニュース+板 (28/106)
台風12号は、紀伊半島南部に総雨量2000mmを超える記録的な大雨をもたらし、大雨に強いとされてきた紀伊半島
においても、広範囲にわたり大規模な土砂災害が発生した。アメダス観測地点の72時間雨量をみると、奈良県上北山村で1652.5mmとアメダス観測史上1位の記録を更新し、さらに上位5位のうち2位と5位の記録も、 今回の台風12号の大雨により更新されている。
これを受け、日本気象協会は、「総雨量2000mmは記録的な大雨ではあるが、『想定外』であったとはいえない。
台風による大雨の条件には、台風の進行速度と海面水温が深く関係している。平成23年5月、当協会は、砂防学会の研究委員会の成果として、近年の台風災害事例や地球温暖化の影響を考慮し、平成17年台風14号と台湾を襲った台風MORAKOT(平成21年台風8号)を比較検討した結果、日本国内においても2000mmを超える大雨が想定されることを指摘した」とコメント。
さらに、「平成17年台風14号は、九州の南西部に1000mm以上の大雨をもたらし、大規模な土石流を発生させた台風。
一方、台風MORAKOTは、平成21年8月に台湾を襲い、3000mmという記録的な大雨により、台湾南部の村を壊滅させる土砂災害(深層崩壊)を引き起こした。この深層崩壊が発生したのは、連続雨量が2000mmを超えた時だったとされている。 平成17年台風14号による宮崎県神門の総雨量は1322mmだったが、平成17年台風14号が 台風MORAKOT並みのゆっくりとした速さ(時速5〜10km程度)で進み、かつ勢力を維持したと仮定すると、神門の総雨量は2095mmに達すると見込まれる」と述べ、台風12号による「総雨量2000mm」は想定外では なかったとの認識を示した。
日本気象協会によると、現在、台湾付近と日本の南海上とでは海面水温に2度近く差がある。しかし、100年後のシミュレーション結果では、日本の南海上の海面水温は、現在の台湾近海並みになると予想されているという。
「台風の進行速度や海面水温の変化を考えると、今後は日本付近でも、台湾と同様、2000mmを超える大雨を 想定した対策が必要であるといえる」と同協会はコメントしている。
▽記事引用元 財経新聞(2011-09-07 12:46:08)
http://www.zaikei.co.jp/article/20110907/80213.html
▽日本気象協会プレスリリース
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3995/
2011年9月8日木曜日
【生物】ザトウムシ、3億500万年前からほぼ進化せず現在と同じ姿 最新のコンピューターモデルで判明
科学ニュース+板 (10/104)
Ker Than
for National Geographic News
August 29, 2011
ザトウムシ、別名「あしながおじさん」と呼ばれるクモに似た生物は、3億500万年前から現在と
同じ不気味な姿をしていたという。最新のコンピューターモデルにより、ザトウムシは早くから
現在の姿に落ち着いていたことが明らかになった。
研究チームは、フランスの鉱床から20年以上前に見つかった化石を基に、古代のザトウムシ2種の
3Dモデルを作成した。それぞれ、カイキザトウムシ亜目とヘイキザトウムシ亜目というグループに
属する種だ。
チームの一員でロンドン自然史博物館の古生物学者ラッセル・ガーウッド(Russell Garwood)氏は、
これらの化石は「炭酸鉄の塊である菱鉄鉱の中に保存されていた」ものだと電子メールでの取材で
述べている。今回の研究は、ガーウッド氏がイギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンに在籍して
いたときに行われた。
この鉱物は「岩石の生成初期に沈殿するもので、ときとして生物の死骸の周囲に沈殿し、(死骸が)
押しつぶされるのを防ぐ。その後、死骸は朽ち果て、生物の形をした空洞が残る」。
今回の3Dモデルによる再現は、ザトウムシが古代から驚くほど変わっていないとする仮説を裏付ける
ものだ。これに対し、同じクモ綱に属するクモやサソリの仲間は、当時まだ現在の姿に進化する途上に
あった。
ガーウッド氏によると、例えば3億年前に生きていたクモ類には、まだ背半部に体節の名残があった
が、現在のクモ類にこの特徴はみられないという。
同じく3億年前に生きていたサソリ類も、どちらかといえばまだ原始的だったとガーウッド氏は
述べている。
現在の種と異なり、古代のサソリは「複眼の側眼を持ち、中眼は甲殻の中央ではなく前方に近い
ところにあった。また、肺の開口部の位置も異なっていた」という。
◆古代のザトウムシは森に生息?
今回の3Dモデルによって、化石で見つかった古代のザトウムシ2種は、いずれも森に生息していた
可能性が高いことが明らかになった。
例えば、カイキザトウムシ亜目に属する化石のモデルは、長い肢が末端部で曲線を描いている。
この特徴は、現在のザトウムシの一部が、葉から葉へ乗り移る際に植物をつかむために有するものだ。
一方、ヘイキザトウムシ亜目の化石は、背中にトゲを持っていた。これは、捕食者をおどかすのに
用いられた可能性がある。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110829002&expand#title
▽画像 ザトウムシの一種(カイキザトウムシ亜目)の3Dモデル。
ザトウムシの想像図 (上) A. scolos gen. et sp. nov. 、 (下) M. cronus gen. et sp. nov.
(右下のスケールバー=5 mm)
Image courtesy Garwood et al, Nature Communications
▽「Nature Communications」に掲載された論文概要
http://www.nature.com/ncomms/journal/v2/n8/full/ncomms1458.html
2011年9月7日水曜日
【宇宙】金星探査機「あかつき」、9/7 11:50(JST)頃にOME試験噴射へ…JAXAが記者会見
科学ニュース+板 (34/101)
宇宙航空研究開発機構は5日、周回軌道への再投入が可能かどうか判断するため、
あかつきのエンジンを7日と14日に試験噴射すると発表した。
宇宙機構によると、あかつきはエンジンの燃料弁に異物が挟まってうまく開かず、
エンジンが異常燃焼を起こして金星を回る軌道入りに失敗。
現在は金星を追い掛ける形で太陽を回る軌道を取っている。
宇宙機構は、不具合を起こした燃料弁を使わずに燃料をエンジンに送り出す方法を検討している。
異常燃焼によりエンジン噴射口が破損し、噴射すると探査機の姿勢が乱れる可能性が高いため、
まず7日にエンジンを2秒噴射して姿勢がどれくらい乱れるかを検証し、
14日は姿勢制御用の小型エンジンも同時に噴射して姿勢の乱れを抑えながらエンジンを20秒噴射。
試験の結果、エンジンが使用できないことが判明しても、
姿勢制御用の小型エンジンを使って軌道に再投入することは可能だが、
観測に適した軌道に調整するのは難しいという。
宇宙機構は11月に軌道を調整し、2015年11月ごろの周回軌道入りを検討している。
Sponichi Annex
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/05/kiji/K20110905001562160.html
大塚実の取材日記
あかつきOME噴射テストに関する記者説明会(速報版)
http://o-tsuka.net/2011/09/akatsuki1/
(JAXA配付資料がありますが、個人ブログです。自己責任でお願いします。)
Imamuraの日記
「金星探査機「あかつき」軌道制御エンジン(OME)の軌道上噴射テストにかかる記者説明会」
http://d.hatena.ne.jp/Imamura/20110905/akatsuki
(今村勇輔氏の個人ブログです。自己責任でお願いします。)
【物理】3年後にはノーベル賞を獲得するかもしれない金髪の天才物理学者・多田将のすごすぎる実験の内容とは
科学ニュース+板 (11/201)
陽子を2秒間に30万周させて1秒間に1000兆個のニュートリノを取り出し、そのニュートリノを300㎞離れた
岐阜県神岡町の「スーパーカミオカンデ」で検出する……。
というよくわからない実験をやっているらしいのだが、実はこれ、ノーベル賞級の発見がほぼ確実視されている
という。この世界最先端の施設で、何が行なわれているのかを紹介するのが、「J-PARC」の設計に携わった
金髪の天才物理学者「SHOさま」こと、多田将氏の著書『すごい実験—高校生にもわかる素粒子物理の
最前線』だ。
—どんな実験をされているのか、すごく簡単に教えてください。
人間の体も含め、すべての物体は原子で構成されています。その原子よりもさらに小さいのが陽子で、陽子を
構成するのが素粒子。ニュートリノは素粒子のひとつ。ニュートリノは飛行中に性質が変わるので、ニュートリノを
飛ばしてその変化をとらえるのがこの実験です。
—「J-PARC」は「加速器」の施設なんですよね? なぜ陽子を加速させるんですか?
この施設は素粒子を取り出すためのものなのですが、素粒子はすさまじく小さくて取り出すのに道具は使え
ない。そこで、陽子を硬い壁に思いっきりぶつけて壊し、砕けたなかから素粒子を拾うんです。できるだけ細かく
陽子を砕きたいから、勢いをつけるために加速器を使います。加速器のしくみは、電磁石のようなものを
イメージしてください。
—なるほど。詳細は本を読んでみます。それで、実験は成功しそうなんでしょうか?
この実験はニュートリノ振動実験というのですが、始まったのが2010年1月。そして、今年の3月までに、
「ミューニュートリノ」から変化した6個の「電子ニュートリノ」の検出に成功しました。このデータ数だと、99.3%の
確率で確からしい、と言えます。今後もっとデータが集まって、99.9999%まで高められたら、「新発見」となります。
現在、震災の影響で施設は12 月まで点検中ですが、スケジュールどおりに復旧すれば2014年頃にデータが
そろうはず。ノーベル賞クラスの発見となるでしょう。
—それはすごい! この新発見は将来どう利用されるんですか?
申し訳ないのですが、まったく思いつきません。僕は、研究とは東急ハンズの棚に商品を並べていくことだと
思っています。
というのも、僕はよくハンズの棚を目的なしに端から眺めたりするんですが、商品を見ているうちに「これだ!」と
思いついたり、商品を見ながらぼんやり考えていたことが、後で何かと結びついたりすることがあります。
ハンズ自身も、「ヒント・マーケット」って言ってますよね。眺めるだけで発見につながることがあるんです。
僕らの日常に欠かせない携帯電話の技術も、もともと携帯を作ろうと思って研究されてきたものはほとんど
ありません。直接電話とは関係ない多くの技術が趦棚に並ぶ趦ことで、後の技術者の目につき、出来上がった
わけです。
おそらく、僕が生きている間にニュートリノの利用方法は見つからないでしょう。しかし、100年後の人が見つけて
くれるかもしれない。基礎科学の研究とはそういうものなんだと思います。
●多田将(ただ・しょう)
1970年生まれ、大阪府出身。京都大学理学研究科博士課程修了。現在、高エネルギー加速器研究機構・
素粒子原子核研究所助教。
ソース
2011年9月6日火曜日
【宇宙開発】中国の月探査機「嫦娥2号」がラグランジュ2に到達…高精度保つ
科学ニュース+板 (12/103)
太陽−地球ラグランジュ2に到達した。国家国防科技工業国が明らかにした。
ラグランジュ点とは、公転の関係のある2天体の周辺に存在する、重力場と
"遠心力"が安定的につりあった場所だ。2天体が公転関係にある場合に
ラグランジュ点は5カ所存在する。グランジュ点は「位置エネルギーの
すり鉢状の底」でもあり、探査機を送り込めば、軌道修正などを
しなくても安定してとどまらせることができる。
嫦娥2号が到達したのは「太陽−地球ラグランジュ2(太陽−地球L2)」
と呼ばれる場所。地球からの距離は約150万キロメートルで、地球−月間の約4倍の距離だ。
嫦娥2号は2010年10月の打ち上げ後、高い精度の軌道を得ることが
できたため、推進剤の消費が少なく、余った推進剤で月周回軌道を離脱させ、
太陽−地球L2に送り込むことが可能になった。
6月8日と9日にスラスター(推進機)を噴射させて月周回軌道を離脱させた。
太陽−地球L2に到達するため3回か4回の軌道修正を実施する予定だったが、
やはり軌道の精度が高かったため、修正は6月20日に1回実施するだけですんだ。
衛星の状態は極めて良好という。嫦娥2号は寿命が尽きるまで、宇宙空間探査を行う。
超微小重力下での機器の作動状態の確認も平行して進めると考えられる。
ラグランジュ点はフランスの数学・物理学・天文学者のジョゼフ=ルイ・ラグランジュ
(1736−1813年)が存在を数学的に証明した。ラグランジュは英国の
アイザック・ニュートン(1643−1727)が原理部分を完成させた
古典物理学における数学的扱いを大きく前進させ、力学を一般化させた
解析力学を確立した。
群論(抽象代数学)を創設したエヴァリスト・ガロア(1811−1832)などと並び、
近代フランスが生み出した最高の数学者の1人でもある。)
▽記事引用元 : サーチナ 8月31日(水)11時42分配信
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0831&f=national_0831_085.shtml
嫦娥2号の軌道
【研究】「死海」浴、糖尿病治療に効果か 20分浮かぶだけで血糖値が平均13%低下 イスラエル研究
科学ニュース+板 (17/100)
20分間浮かぶだけで糖尿病患者の血糖値を下げられる可能性があると、イスラエルの
研究チームが30日発表した。
同国のベングリオン大学(Ben-Gurion University)とソロカ医療センター(Soroka Medical
Centre)のチームが、18〜65歳の2型糖尿病の患者14人を検査群とし、死海の水を入れた
プールに20分間つかってもらい、その直後に血糖値を測ったところ、平均して163mg/dlから
151mg/dlへと13.5%もの大きな低下がみられた。このプールに1時間つかってもらった場合には、
平均がさらに141.3mg/dlまで下がったという。
一方で、血中のインスリンや、コーチゾンというホルモン、C-ペプチドの値などに悪い変化はなかった。
また、健康対照群の6人の血糖値には変化はみられなかった。
ベングリオン大学の研究を率いたシャウル・スケニク(Shaul Sukenik)教授は、ハーレツ紙に
「有望」な結果だと評価している。「今回の研究だけで、死海で泳ぐ糖尿病患者はより少ない
薬物治療で済むという結論にはならないが、十分示唆されている。さらなる研究で確認され
るだろう」と語った。チームでは現在、3週間にわたって毎日、実際に死海につかった場合の
効果について研究するため資金を募ろうとしている。
この研究に関する報告はイスラエル医師会の月刊誌「HaRefua」8月号に掲載される。
▽記事引用元 : 8月31日 AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2823360/7698075
2011年9月5日月曜日
【スパコン】次世代スパコン開発へ 計算速度「京」の100倍 文科省、省エネ技術を後押し
科学ニュース+板 (68/716)
乗り出す。計算速度は今年6月に世界一のスパコンになった理化学研究所の「京(けい)」を
100倍上回る。自動車部品の設計や省エネ半導体などの開発を後押しし、日本の産業競争力
の向上につなげるのが狙い。2020年ごろの実用化を目指す。
次世代スパコンは毎秒100京(京は1兆の1万倍)回の計算能力を目指す。地震・津波の予測や
新材料の開発などに利用するデータを短時間で処理できるほか、宇宙開発に欠かせない情報も
提供する。また次世代スパコンの消費電力は既存の技術をそのまま導入すると原発1基分に
なるといわれ、研究開発を通じて省エネ型半導体の実用化も後押しできる。
文科省は富士通やNEC、理化学研究所などの研究者が参加した作業部会を設置し、次世代
スパコンの実用化に必要な課題の検討に着手した。12年度の概算要求に研究開発費を盛り
込む方向で、年内にも具体的な開発計画を決める。
世界一のスパコンを巡っては、日米中が激しく開発競争を繰り広げる。理化学研究所と富士通が
共同で開発した「京」は、昨年1位だった中国の「天河1号A」を上回り、日本のスパコンとして
7年ぶりに世界一を奪還した。ただ、欧米や中国の研究機関はエクサ(100京)レベルの
計算能力を持つ次世代スパコンの開発計画を進めており、1位を奪われるのは時間の問題だ。
文科省は新たな開発で世界一を維持したい考え。ただ開発費は1千億円以上に達するとみられ、
国からの予算捻出は難しい。このため、文科省は開発の初期段階から「防災」や「医療」など
利用目的をあらかじめ設定したうえで、民間企業などの協力を得る。
▽記事引用元 : 2011/8/7 2:05 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E1E2E3998DE2E4E2EAE0E2E3E39F9FEAE2E2E2
*依頼ありました。http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1308061081/215
【脳科学/進化】ヒトは幼児期にヘビを見つけ、生存確率を高めるために色覚を得た 京大
科学ニュース+板 (5/108)
よってヘビをすばやく見つけるのに、色の情報が重要である事実を実験的に明らかにした。
同成果はNPG(Nature Publishing Group)のオープンアクセス誌「Scientific Reports」に掲載された。
哺乳動物の中で、人間のような高度に色覚を発達させた種は限られており、類人猿とアジアアフリカに
棲むヒヒやニホンザルの仲間だけで、 中南米のサルやキツネザルなど原猿も未発達である。
しかし、その色覚の進化が何を目的としたものであるのかについては、これまで不明で学説としては熟した
果実をみつけやすいため、というものがあるが、推測の域を出ないものであった。
同研究グループは今回、人間がまだ子どもの段階で、視覚探索によってヘビをすばやく見つけるのに、
色の情報が重要な役割を果たしている事実を実験的に明らかにした。
研究グループでは、哺乳動物でヘビを「本能的」に恐れるのは、サル類でも色覚の発達した種に限られており、
この一致は偶然とは考えられず、捕食動物の危険にもっともさらされる幼児期に、色覚を持つことで我々の
祖先は生存確率を高めることに成功したのだと考えられると説明している。
▽画像
刺激の一例。左2枚はカラーの場合。右は白黒
【天文】超新星、2,100万光年の近距離に出現 9月1週の終わり頃から双眼鏡や小型望遠鏡で観測可能に
科学ニュース+板 (18/101)
2011年9月2日
過去25年間で発見されたなかで、地球から最も近い距離にある超新星が、9月第1週の終わりごろ
から、裏庭に出て双眼鏡や小型望遠鏡を使うだけで観測できるようになる。
この超新星は『Ia』型で、[連星系を構成する]白色矮星が爆発しているものだ。渦巻銀河『M101』の
中で輝きを放っており、地球からは北斗七星の中にあるように見える。
天文学者らがこの超新星を発見したのは8月24日(米国時間)のことで、爆発から数時間ほどしか
経っていなかったと見られている。[2,100万光年離れているので、実際の爆発は2,100万年前]
ローレンス・バークレー国立研究所と、カリフォルニア大学バークレー校の研究者で構成される
研究チームによれば、今回の早期発見は、カリフォルニア州南部にあるパロマー天文台に設置された
特殊なサーベイ望遠鏡と高度なコンピューティング技術のおかげだという。
パロマー天文台が発見する超新星のほとんどは地球からおよそ10億光年離れており、アマチュア
天文家が観測するには遠すぎる。しかし、今回新しく発見された大爆発中の矮星は、地球から
2,100万光年しか離れておらず、宇宙の中では非常に近い位置にある。
[超新星とは、大質量の恒星がその一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象。近代的な観測史上
最も地球から近いとされる超新星は、1987年に発見された『SN 1987A』(SNはsuper novaの略)。
地球からは16.4万光年離れており、肉眼で観測された超新星としては1604年に発見された『SN 1604』
(ケプラーの超新星。2万光年以内)以来だった]
ローレンス・バークレー国立研究所の科学者ピーター・ニュージェントは上の動画で、この超新星の
場所を見つけ出す方法を説明している。この超新星が最も明るく輝くのは9月9日とみられている。
TEXT BY Danielle Venton
TRANSLATION BY ガリレオ
▽記事引用元 WIRED.jp
http://wired.jp/2011/09/02/%E8%B6%85%E6%96%B0%E6%98%9F%EF%BC%9A%E5%8F%8C%E7%9C%BC%E9%8F%A1%E3%81%A7%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%BF%91%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E3%81%AB%E5%87%BA%E7%8F%BE/
▽動画 バークレー研究所のピーター・ニュージェントが超新星の場所を見つけ出す方法を説明
"How to See a Recently Discovered Supernova"
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CJIaC7DU0mw
2011年9月3日土曜日
【生物】オオジョロウグモがシジュウカラを食べている珍しい場面の撮影に成功 沖縄糸満市
科学ニュース+板 (21/101)
シジュウカラを食べているところを、パイロットの榎並正一さん(60)がカメラに
収めた。今月10日午前10時ごろから翌11日午前9時ごろまで、断続的に
撮影した。
生物学が専門のゲッチョ先生こと盛口満沖縄大学准教授は「珍しい。クモが
鳥を食べるらしいと聞いたことはあったが、写真では初めて見た」と驚いた。
オオジョロウグモは、セミやチョウを食べるが、クモの仲間では糸が強く、鳥を
食べることもある。食道の小さいクモは、巣にかかった鳥に毒を入れて動けなくさせ、
時間をかけて汁にして飲み込むという。
榎並さんによると、クモは翌11日の午前9時まで食べ続け、最後は羽毛だけが
残ったという。20年以上、昆虫など自然の生き物を撮り続けているが
「鳥がクモを食べるのなら分かるけど、初めは誰かのいたずらじゃないかと思った。
人間がする訳もないし…。今でも信じられない」。
シジュウカラを食べ始めたとみられるオオジョロウグモ=10日午前、糸満市米須
※グロっぽいので閲覧注意※
【古生物】古代の昆虫、巨大化の謎に新説「酸素の毒性を避けるために幼虫が大型化」/英プリマス大
科学ニュース+板 (76/241)
Ker Than
for National Geographic News
August 10, 2011
3億年前、現代のカモメほどの大きさの肉食トンボが我がもの顔で空を飛び回っていた。
トンボをはじめ、この時代の昆虫がどうしてこのように巨大化したのかは長い間謎と
されてきた。
現在主流の説では、古代の昆虫は当時の地球大気の酸素濃度が高かったおかげで巨大化
したとされている。しかしこのほど発表された研究によると、酸素がありがた迷惑だった
可能性もあるという。酸素の毒性を避けるために、昆虫の幼虫は大型化する必要があったと
いうのだ。
研究論文の共著者でイギリスにあるプリマス大学のウィルコ・バーバーク(Wilco Verberk)
氏は、「巨大化の原因は、酸素が成虫に影響を与えたことだけでなく、酸素が幼虫の方に
より大きな影響を及ぼしたことにあると私たちは考えている」と話す。
「だから、幼虫に目を向けることで、まず第一にこのような動物が存在した理由について、
そしておそらくはそれらが絶滅した理由についても、より深い理解につながるだろう」。
◆幼虫は呼吸を調整できない
3億5900万年前から2億9900万年前まで続いた石炭紀には、巨大なトンボや巨大なゴキブリが
ありふれた存在だったことが化石から分かっている。この時代、広大な低湿地に森林が拡大した
ことで、大気中の酸素濃度が、現在の1.5倍近い30%ほどに達していた。
これまでの説は昆虫の巨大化について、酸素の豊富なこの環境のおかげで、昆虫の成虫が
どんどん大型化しても必要なエネルギー需要を満たすことができたと説明していた。
バーバーク氏と共同研究者のデイビッド・ビルトン(David Bilton)氏による新たな研究では、
さまざまな酸素濃度がカワゲラの幼虫にどのような影響を及ぼすかに焦点が当てられた。
カワゲラはトンボと同じく、幼虫の段階では水中に生息し、成虫になってから地上で暮らす
ようになる。大気中の酸素濃度が高かったということは、水中に溶け込む酸素の濃度も高かった
と考えられる。
実験の結果、カワゲラの幼虫は地上で暮らす成虫よりも酸素の変動の影響を受けやすいこと
が分かった。
理由として考えられるのは、昆虫の幼虫は通常、皮膚から直接酸素を吸収しているため、
摂取する気体の量を厳密に調節することがほとんど、あるいはまったくできないということだ。
これに対して成虫は、体表にある気門と呼ばれる弁のような孔を開いたり閉じたりして酸素の
摂取を調節できる。
酸素は生命の維持に不可欠な物質ではあるが、大量に存在すると毒にもなり得る。人間が
過剰な酸素にさらされると、細胞が損傷を受け、その結果、視覚障害や呼吸困難、吐き気、
けいれんなどに襲われることがある。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110810003&expand#title
▽画像 先史時代の地上を飛び回っていたカモメほどの大きさのトンボ(想像図)
▽参考 PLoS One掲載の論文
"Can Oxygen Set Thermal Limits in an Insect and Drive Gigantism?"
http://www.plosone.org/article/info:doi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0022610
【宇宙開発】宇宙ごみの量が限界に、飛行士や衛星に危険及ぼす可能性=NASA調査
科学ニュース+板 (27/103)
研究評議会(NRC)は1日、地球の軌道上にある「宇宙ごみ」の量が限界に達して
おり、これ以上増えれば衝突を引き起こし、宇宙飛行士や衛星に危険を及ぼすとの
研究報告書を発表した。
報告書によると、米宇宙監視ネットワークが観測した宇宙ごみの量は、2006年
12月の9949個から2011年7月は1万6094個に急増している。これらの宇宙
ごみは時速2万8164キロメートルの速さで地球を周回しており、現在作動中の
軍事用や商業用衛星など約1000個の衛星が脅威にさらされているという。
また複数のデータが、宇宙ごみの量は現在臨界点にあり、衝突してますます
多くのごみを発生させ、宇宙探査機などを危険にさらす恐れがあることを示し
ているという。調査を率いた元米航空宇宙局(NASA)幹部のドナルド・ケスラー
氏は「現在の宇宙環境は、宇宙船や宇宙飛行士にとって危険を増す一方だ」と、
声明で語った。
182ページからなる報告書は30以上に及ぶ調査結果のほか、宇宙ごみを減ら
すために国務省と連携し、法的枠組みをつくることなどを含む20超の提言を
NASAに行っている。
船外活動を行う宇宙飛行士。1994年9月撮影。NASA提供
http://jp.reuters.com/resources/r/?m=02&d=20110902&t=2&i=491553111&w=450&fh=&fw=&ll=&pl=&r=img-2011-09-02T175851Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-229994-1
▽記事引用元 : ロイター 2011年 09月 2日 17:58 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-22999420110902
関連スレ
【宇宙開発】国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙ごみ衝突の恐れ 旧ソ連の衛星の破片/NASA[07/11]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1310395993/
【生物】ザリガニが歩く際に「意志」を持って行動する神経活動が起ることを解析 北大研究員
科学ニュース+板 (12/100)
神経活動が起きることを北海道大の加賀谷勝史学術研究員(行動生理学)が
解析した。動作の原理を明らかにしていくことで「将来は自分の意志で想定外の
事態に対応できるロボットへの応用もできるかもしれない」と期待している。
米誌サイエンスに4月までに発表した論文などによると、ザリガニが"自発的"に
歩きだす場合、1〜2秒前から頭部にある約3ミリ四方の脳から胸部に向かう
神経細胞の中で「運動準備電位」という信号が出ていることが分かった。
加賀谷さんは、ザリガニも人間と同様、神経細胞同士の情報伝達をする
シナプスでつながったネットワークがあり、自発的な活動を促しているとみている。
「動物の多様な行動メカニズムをさらに解明していきたい」と話している。
研究用のアメリカザリガニを手にする北海道大の加賀谷勝史・学術研究員
アメリカザリガニを歩かせる装置を紹介する北海道大の加賀谷勝史・学術研究員
▽記事引用元 : 産経新聞 2011.8.27 08:05
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110827/scn11082708080000-n1.htm
2011年9月2日金曜日
【化学】下水処理施設職員、水質検査の廃液から塩化銀を精製し現金化
科学ニュース+板 (15/124)
下水の水質検査時に発生する廃液から精製される「銀」を私的に現金化していたことが分かった。
この職員は、銀を回収業者に売却し、約14万3000円を受け取っていた。
受けっとった現金は親睦会費に充てていたという。
下水の水質検査時には、試薬として硝酸銀が混ぜられる。この廃水に食塩を加えるだけで、
塩化銀を作ることができる。この塩化銀をバケツにためて、一定量が溜まると業者に売却していたとのことである。
青森市の調査に対し職員は、ゴミの有効活用のようなものである、という認識でいたとのことである。
同市としては経理上の問題として、職員を処分する方針だという。また、売却益の返還については検討中とのことだ。
職員によると、受け取った現金は、親睦会費として、お茶代や検査時の備品購入などに充てていたという。
下水からは「リン」などの有用な資源が採取できることが分かっており、自治体では実用化に向け研究を進めている。
今回は、試薬の銀を回収するということを私的に行ったということである。
きちんと報告をして、業務の上で行っていたならば何も問題は無かったのだろう。
http://water-news.info/1868.html
関連
東京都 下水から資源採取へ。下水汚泥からリン成分抽出実用化の検討へ
http://water-news.info/1132.html
銀精製売却、職員2人を懲戒処分 保護費放置も発覚
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110827ddlk02010052000c.html
【生物】スズメとオウム、近い仲間…米独チームがゲノム解析
科学ニュース+板 (30/108)
スズメなどの小鳥にとって、分類上一番近い関係にあるのはオウムだった、とする新たな解析結果が、
米独の研究者による共同研究で明らかになった。24日、ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)で発表する。
チームは、染色体上のゲノムを解析し、レトロポゾンと言われる特徴的な配列をどのように共有しているかを分析した。
その結果、スズメやハタホオジロ、フィンチなどスズメ目に最も近い共通祖先を持っているのは
コンゴウインコなどのオウムの仲間で、さえずりはこれまでの説より、3千万年も前の中生代に
共通祖先で獲得したと見られることが分かった。
さらに、ハヤブサやヒメチョウゲンボウなどは、同じ猛禽(もうきん)類であるワシやタカなどよりも
スズメやオウムの仲間に近いことも分かった。
[2011年8月24日0時27分]
▽Mesozoic retroposons reveal parrots as the closest living relatives of passerine birds(ネイチャーコミュニケーションズ)
http://www.nature.com/ncomms/journal/v2/n8/full/ncomms1448.html
▽ソース:アサヒドットコム
http://www.asahi.com/science/update/0823/TKY201108230734.html
▽画像:ハヤブサの仲間、ヒメチョウゲンボウ。同じ猛禽類のタカやワシの仲間よりオウムに近い?=Jan Ole Kriegs氏撮影、ネイチャーコミュニケーションズ提供
オウムの仲間のコンゴウインコ=Jan Ole Kriegs氏撮影、ネイチャーコミュニケーションズ提供
【医療】複数のウイルスに効く新薬開発
科学ニュース+板 (19/102)
発表された。11種の哺乳類の15種類のウイルスを殺せるという。冬の鼻風邪の原因ウイルスから
命に関わる病気を引き起こすウイルスまで、1つの薬で幅広いウイルスに対する効果が示された
のは初めてのことだ。
研究論文の共著者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)リンカーン研究所および同大学比較医
学部門に所属するシニアスタッフ科学者であるトッド・ライダー(Todd Rider)氏は次のように話す。
「数十年前の抗生物質の発見と製造は、細菌感染の治療法に革命をもたらした。今回の発見が、
同じように、ウイルス感染の治療法に革命をもたらすことを期待している。この治療薬は、風邪や
インフルエンザのウイルスから、HIV、肝炎ウイルスなどのより深刻な病原体、さらにはエボラや天
然痘などもっと致死率の高いウイルスまで、すべてをカバーする」。
◆打ち倒せないエイリアンのようなウイルス
細菌感染に対しては数多くの治療薬があるが、ウイルスと戦える薬はほとんどない。これまで開
発されてきた抗ウイルス薬は、1種類のウイルスだけを標的とする非常に限定的なものだ。しかし
ウイルスは簡単に変異し、その薬に対する耐性を獲得してしまう。そこでライダー氏らは別のアプ
ローチを試みた。体内に自然に存在する防衛メカニズムを使って働く新薬を作り出したのだ。
ウイルスは、「いわば映画『エイリアン』に出てくるエイリアンのように」生きていると、ライダー氏
は言う。「細胞に入り込み、細胞内部で自己複製し、ついには細胞を食い破って」殺してしまう。
ウイルスは細胞を乗っ取る際に、長い二本鎖RNAと呼ばれる複雑な核酸を作り出す。これがウ
イルスの化学的活動をコントロールする。人間の健康な細胞は、このような二本鎖RNAを作らな
い。
人間の身体には、これを利用してウイルスに対抗する防衛システムが備わっている。ウイルス
の二本鎖RNAに嵌り込むタンパク質を作り、ウイルス自体が自己複製できないようにしてしまうの
だ。ところが、多くのウイルスは進化して、こうしたタンパク質を無効にしてしまう。
◆2つの武器を組み合わせた新薬
ライダー氏の研究チームは、体に自然に備わった防衛タンパク質と、細胞の自殺スイッチを入
れる別のタンパク質とを組み合わせた薬を開発した。人間のすべての細胞にはこのような自殺
スイッチが付いている。このスイッチは普通、細胞がガン化し始めたときに入るとライダー氏は説
明する。
ペンシルバニア州にあるバックネル大学の分子ウイルス学者マリー・ピゾーノ(Marie Pizzorno)
氏は、この薬を神話に出てくるケンタウロスにたとえる。「(ケンタウロスの下半身の)馬の部分に
あたるのは、人間が通常作っているタンパク質の一部で、ウイルスが作る長い二本鎖RNAを認識
する機能を持つ。(上半身の)人間の部分は、細胞死のプロセスを開始するものだ」。
>>2に続く
ソース:ナショナルジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110823002&expand#title
画像
エボラウイルスの透過電子顕微鏡写真。色は合成処理されている。
★依頼スレ@レスhttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1313397998/25番より
【宇宙開発】無人貨物船プログレスの打ち上げ失敗=ロシア
科学ニュース+板 (30/248)
打ち上げられたが、軌道投入に失敗した。インタファクス通信が伝えた。
発射から5分40秒後、打ち上げ用ロケットの3段目に不具合が発生した。
▽記事引用元 : 時事通信 (2011/08/24-23:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011082401020
NASA TV http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html 0:00 2011/08/25(JST)現在会見中
※実況は実況板で
【NASA-TV】宇宙実況規制避難所★83【JAXA ISS】
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/liveanime/1312562471/
【宇宙】冥王星はやはり惑星? 「惑星」の定義に関する議論が再燃
科学ニュース+板 (3/120)
Victoria Jaggard
for National Geographic News
August 25, 2011
冥王星が公式に準惑星へ格下げされてから5年が経過した。しかし、「惑星」の定義に関する議論は
いまだ収まることがない。
アメリカ、メリーランド州にあるNASAゴダード宇宙飛行センターの惑星科学者マーク・クチナー
(Marc Kuchner)氏は、「言葉の意味をめぐる議論にすぎないのかもしれないが、細心の注意を払う
必要がある。これは惑星の定義が変更されたときの教訓だ」と話す。
「決定が下された後、世界中の天文学者があらゆる人から大小の苦情を受けた。惑星はとても私的な
存在だ。われわれは地球、月、そしてほかの惑星を自分の"故郷"の一部ととらえている。だからこそ
冥王星の一件で大きな動揺が起きたのだろう」。
また2006年の決定以降、天文学者たちは数々の科学進歩を成し遂げ、この問題はさらに複雑な様相を
呈している。具体的には、恒星を周回しない惑星の発見や、太陽系の誕生からの変遷に関する新たな
モデルなどである。
そして2012年、国際天文学連合(IAU)の総会が中国、北京で開催される。IAUは惑星の定義に関する
投票を呼び掛けた組織で、現在も多くの専門家が2006年の第26回総会決議5Aを見直すべきか見極めよう
としている。
◆準惑星の誕生
格下げの最大のきっかけは2005年、カリフォルニア工科大学の天文学者マイク・ブラウン氏が、
冥王星の属するカイパーベルトで冥王星より大きな天体を発見したことだった。「2003 UB313」という
仮称が付けられ、第10の惑星になる可能性も考えられた。
IAUは委員会を招集、惑星の正式な定義を決めることにした。そして2006年、チェコのプラハでIAUの
総会が開催され、惑星の定義の草案が投票にかけられた。内容は以下の通り。
a) 太陽を周回している。
b) 自身の重力によって内部からの力を上回り、静水圧平衡(ほぼ球形)を保つだけの質量を持つ。
c) 周回軌道の付近からほかの天体を一掃している。
投票の結果、冥王星とケレス、2003 UB313を準惑星と呼ぶことに決定した。また、準惑星は惑星の
下位に属する存在ではなく、太陽系の天体の新たなカテゴリーとされた。2003 UB313は後に「エリス」と
命名されている。
◆周回軌道の付近とは?
IAUの決定で最も賛否が分かれるのは、周回軌道の付近からほかの天体を一掃しているかどうかだろう。
カリフォルニア工科大学の大学院生としてブラウン氏の指導を受けたクチナー氏は、この定義は特に
主観的だと感じている。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110825003&expand#title
▽画像
冥王星と最大の衛星カロン。手前は別の衛星
Illustration courtesy G. Bacon, STScI/ESA/NASA
【生態】触れるだけで炎症、形もヘンな猛毒キノコ増殖、ナラ枯れが原因か 滋賀県
科学ニュース+板 (27/140)
カエンタケは表面に触れるだけで皮膚に炎症を起こすほか、食べると下痢、嘔吐、運動障害などの症状が出て、
死に至る場合もあり、県は「触ったり食べたりしないよう、注意してほしい」としている。
県森林センターによると、カエンタケは、円筒形のほか、手の指のような分岐したものがあり、
15〜3センチの大きさ。表面は赤色。1999年に新潟県で、2000年には群馬県で死亡した例があり、
致死量はほぼ1本分の3グラムという。
枯れたコナラの地中の根から生えることが多い。ナラ類の木々が大量に枯死する「ナラ枯れ」が近年、
滋賀県北部から南部にも広がったため、カエンタケも滋賀県全域に分布し始めたという。今月、野洲、大津、
長浜市内の広葉樹林内で見つかっている。
同センターは「5本の指に入る猛毒キノコ。食べると小脳に後遺症が残ることもあり、気をつけてほしい」
としている。
▽画像 発生が広がっている猛毒キノコ「カエンタケ」=滋賀県森林センター提供
▽記事引用元 読売新聞(2011年8月26日17時40分)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110826-OYT1T00455.htm
【宇宙】ブラックホールに吸い込まれる星、初観測 JAXAなど[08/25]
科学ニュース+板 (21/227)
理化学研究所、東京工業大学などの国際チームが世界で初めて成功した。国際宇宙ステーションにある日本実験棟
「きぼう」の観測装置と米国の衛星を組み合わせて、星が吸い込まれた際に出る強いX線の光を観測した。
ブラックホールの性質など宇宙の謎を解き明かす手がかりになる成果。論文が英科学誌ネイチャー(電子版)に25日、
掲載される。
3月28日に米国の天文衛星「スウィフト」が、地球から39億光年離れた銀河の中心から突然強いX線が出て明るく輝くのを
とらえた。「きぼう」にある全天をX線で観測できる装置「MAXI(マキシ)」でも2時間半後に同じ場所でX線を確認。MAXIの
過去の観測データから、この場所はそれまでX線を出していなかったとわかった。
分析の結果、銀河の中心に巨大なブラックホールがあり、太陽のような恒星が吸い込まれたときに高速のガスが噴き出る
「ジェット」と呼ぶ現象をとらえていたと判明。ブラックホールの半径は5000万キロメートル前後で、地球から太陽までの距離の
およそ3分の1に相当する。ジェットからのX線はその後、100日以上かけてゆっくり弱くなっていった。
これまで、星が吸い込まれた後のX線をとらえた例はあったが、ブラックホールが星を吸い込んで急激にX線を出す様子を
とらえたのは初めてという。
日経新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E1EB8DE0E6E2EAE0E2E3E39180EAE2E2E2?n_cid=DSGGL001
ブラックホールが星を吸い込む瞬間をとらえた
http://www.nikkei.com/news/image-article/dc=1;g=96958A9C93819695E0E6E2E1EB8DE0E6E2EAE0E2E3E39180EAE2E2E2;bf=0;ad=DSXBZO3423678024082011I00002;R_FLG=0;z=20110825
関連スレ 【天文】VLTが129億光年かなたのクエーサーを発見 最遠記録更新/ESO
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1309709534/
【宇宙】銀河系内に「ダイヤモンド星」存在、豪天文学者らが発表
科学ニュース+板 (19/128)
することが分かり、豪天文学者らでつくるチームが25日発行の米科学誌サイエンスで発表した。
豪スウィンバーン工科大学のマシュー・ベイルズ教授らが、惑星が周回する中性子星から発せら
れる放射線を調べたところ、同惑星は通常よりはるかに高密度で、そのほとんどが炭素からでき
ていることが判明。密度が非常に高いことから炭素は結晶質と考えられ、その大部分はダイヤモ
ンドのような物質だとみられるという。
またこの惑星は、木星と比べると質量でやや上回る程度だが、密度は20倍と非常に大きく、密
度から考えると、木星を構成する水素やヘリウムといった質量の軽い成分はないと考えられると
いう。
英マンチェスター大の宇宙物理学者、ベン・スタッパーズ氏は、この惑星の姿について、「推測
できるか分からないが、(ダイヤモンドのように)光り輝いているとは想像していない」と語った。
[ロンドン 25日 ロイター]
ソース:ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-22881020110826
【宇宙】米科学誌「Science」、小惑星探査機「はやぶさ」特別編集号を発行〜イトカワの誕生から将来が明らかに
科学ニュース+板 (39/224)
数億年後には消滅するとみられることが、宇宙航空研究開発機構などの分析でわかった。
26日発行の米科学誌サイエンスが特集で関連論文6本を掲載する。
イトカワは、長さ約500メートルの小惑星。
はやぶさが7年の旅をへて昨年、微粒子を回収したカプセルを地球に持ち帰った。
分析した微粒子には、最高で約800度まで加熱された痕跡があった。
大きな星ほど内部の温度は高く、この温度から、もともと直径20キロ程度の小惑星だったと判断した。
別の天体の衝突で壊れてバラバラになり、一部が集まってイトカワができたらしい。
asahi.com
>>2以降へ続く
※依頼がありました。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1313397998/44
【宇宙】最も地球に似た太陽系外惑星、第2候補を発見 36光年離れたHD85512bがハビタブルゾーン(生命居住可能領域)と確認
科学ニュース+板 (16/142)
Rachel Kaufman for National Geographic News
August 31, 2011
地球から36光年離れた場所で新たに見つかった惑星が、これまで確認された中では最も地球に似た太陽系
外惑星である可能性が出てきた。ただし液体の水が存在するかどうかは、地表を覆う雲の割合が決め手に
なるという。
無味乾燥なHD85512bという名で呼ばれるこの惑星は、ほ(帆)座の方向にあるK型主系列星(KV、橙色
矮星)の周りを回っており、チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)に設置された観測装置HARPS(High
Accuracy Radial Velocity Planet Searcher、高精度視線速度系外惑星探査装置)により発見された。
HARPSのデータによれば、この惑星の質量は地球の3.6倍で、中心星をめぐるその軌道は、ちょうど表面部に
液体の水が存在するのに適した距離にあるという。液体の水は、われわれの知るような形態の生命が存在する
ための必須条件と考えられている。
ハーバード・スミソニアン天体物理学センターおよびマックス・プランク天文学研究所に所属し、今回の
研究を率いたリサ・カルテネガー(Lisa Kaltenegger)氏は、「この惑星の距離は、液体の水が存在する
条件をまさにぎりぎりで満たしている」と説明する。
「この距離をわれわれの太陽系に当てはめると、ちょうど金星よりも少し遠いくらいの場所になる」という。
ということは今回発見された惑星が中心星から受け取るエネルギー量は、地球が受けている太陽エネルギー
よりも少し多いことになる。
しかしカルテネガー氏が率いる研究チームがはじきだした数字によると、この惑星の地表を覆う雲の量が最低
でも総面積の50%を越えていれば、中心星からのエネルギーを宇宙にはね返し、過熱を防ぐことができるという。
地球の平均雲量は60%であり、HD85512bについて条件とされた50%という数字も「無理な想定ではない」
とカルテネガー氏は述べている。
言うまでもなく、水蒸気でできた雲が生まれるためには、地球と似た大気の存在が必要だ。現在の観測機器
では、この距離にある惑星の大気組成を測定することはできない。
惑星形成モデルに基づくと、質量が地球の10倍を超える惑星の場合、その大気の主成分は水素とヘリウムで
あると推定されると、カルテネガー氏は説明する。HD85512bのようにそれより質量の小さい惑星の場合は、
窒素と酸素が多くを占める、地球に似た大気を持っている可能性が高まるという。
◆生命居住可能な太陽系外惑星の「有力候補」
今のところ、水が液体でいられる温度にあるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)の中にあることが
確認された太陽系外惑星は、今回で2つ目だ。もう1つの候補とされる惑星、グリーゼ581d(Gliese 581d)も、
以前にHARPSの計測機器を用いて発見されている。こちらは中心星のハビタブルゾーンの外縁ぎりぎりに
位置している。
さらに別の候補と目される惑星、グリーゼ581gは、発見された2010年当時、最も地球に似た惑星と
称された。しかしこの説をめぐっては常に議論があり、一部の専門家は、この惑星自体が計測異常により生じた
架空の存在ではないかとの見解を表明している。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110831003&expand#title
▽画像 地球型の太陽系外惑星の想像図
Illustration courtesy L. Calcada, ESO
▽arXiv.orgに掲載の論文要旨 "A Habitable Planet around HD 85512?"(全文はPDFでダウンロード可)
http://arxiv.org/abs/1108.3561
【宇宙開発】宇宙飛行士の山崎直子さんが退職、第2子出産へ
科学ニュース+板 (16/174)
山崎さんは現在、宇宙機構を休職中で、10月に第2子を出産する予定。31日午前に記者会見して発表する。
山崎さんは、1996年から宇宙開発事業団(現宇宙機構)に勤務。99年に宇宙飛行士候補者に選ばれた。
昨年4月には、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗し、国際宇宙ステーションに滞在した。
ママさん宇宙飛行士として話題になり、シャトルに乗った最後の日本人ともなった。帰還後は、東京大学で
航空宇宙工学の研究員を務めている。
▽画像 今月末で宇宙航空研究開発機構を退職する宇宙飛行士の山崎直子さん
▽記事引用元 読売新聞(2011年8月30日10時29分)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110830-OYT1T00280.htm