科学ニュース+板 (24/81)
1:依頼29-277@白夜φ ★ 2012/06/06(水) 16:51:37.77 ID:??? << 39
もし鳥類が地球に生まれていなければ、空にはいまも巨大な昆虫が飛び交っていたかもしれない。
現在、昆虫は地球上で最も小さな生き物の一つだ。しかし、約3億年前、巨大昆虫はごくありふれた存在だった。例えば、トンボに似たメガネウラは羽を広げたときの幅が約70センチ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の古生物学者マシュー・クラパム(Matthew Clapham)氏は、「カラスとほとんど変わらない」と説明する。翼幅が最も大きい現生の昆虫はチョウやガだが、30センチ程度しかない。
先史時代の昆虫が異常に成長した原因は、大気に30%以上含まれていた酸素にあるという。現在の21%と比べると、息を吸い込むごとにより多くのエネルギーが得られ、巨大な体でも動かせたのだ。
クラパム氏らは3億2000年前以降の昆虫化石を1万500点以上調べ、翼幅のデータベースを作成した。
「酸素濃度の上昇とともに、昆虫は大きくなった。そして、酸素濃度が下がると、小型化していた」と同氏は話す。
ところが、約1億5000万年前のジュラ紀に状況が変わる。恐竜とともに鳥が登場すると、羽を持つ昆虫の巨大化が止まった。酸素濃度が上昇したにもかかわらずだ。「酸素は昆虫の大きさの重要な制限要因と考えられる」とクラパム氏は述べる。「しかし、鳥が進化すると、昆虫のサイズは鳥によって制限されるようになった」。
◆鳥による捕食
なぜ巨大昆虫は鳥に敗れたのか? クラパム氏は、「飛行する生物の運動能力はサイズに左右される。小さい方がはるかに小回りがきく」と説明する。
つまり、大きな昆虫は標的にされると逃げ切れなかったようだ。あるいは、鳥が巨大昆虫のエサを消費してしまった可能性もあるという。
「トンボは捕食性で、自分より小さな昆虫をエサにする」とクラパム氏。ジュラ紀には、「鳥と大きなトンボが同じエサを奪い合っていた可能性がある」。
奇妙なことに、翼竜が昆虫のサイズに影響を及ぼした証拠は見つからなかった。翼竜は鳥より前に登場した空飛ぶ爬虫類で、昆虫を捕食していたと考えられている。
「翼竜が進化した後の昆虫の大きさは、酸素濃度から予想される範囲内にほぼ収まっていた」とクラパム氏は話す。「翼竜は鳥と比べ、飛行中に素早く動けなかったことが原因ではないか」。
もし鳥が存在しなければ、現在の昆虫ははるかに大きかった可能性が高い。現在の酸素濃度に基づくと、「最大の昆虫種は3倍巨大化した」とクラパム氏は予想する。「すべての昆虫が今より3倍大きくなるわけではないが、成長の限界が上がり、大型化しただろう」。
研究の詳細は「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に6月4日付けで掲載されている。 Illustration by Walter Myers, Stocktrek Images/Alamy---------------------------------▽記事引用元 National Geographic News
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120605001&expand#title
▽関連リンク*PNASEnvironmental and biotic controls on the evolutionary history of insect body size
http://www.pnas.org/content/early/2012/05/25/1204026109.abstract
*University of California, Santa CruzReign of the giant insects ended with the evolution of birds
http://news.ucsc.edu/2012/06/giant-insects.html
現在、昆虫は地球上で最も小さな生き物の一つだ。しかし、約3億年前、巨大昆虫はごくありふれた存在だった。例えば、トンボに似たメガネウラは羽を広げたときの幅が約70センチ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の古生物学者マシュー・クラパム(Matthew Clapham)氏は、「カラスとほとんど変わらない」と説明する。翼幅が最も大きい現生の昆虫はチョウやガだが、30センチ程度しかない。
先史時代の昆虫が異常に成長した原因は、大気に30%以上含まれていた酸素にあるという。現在の21%と比べると、息を吸い込むごとにより多くのエネルギーが得られ、巨大な体でも動かせたのだ。
クラパム氏らは3億2000年前以降の昆虫化石を1万500点以上調べ、翼幅のデータベースを作成した。
「酸素濃度の上昇とともに、昆虫は大きくなった。そして、酸素濃度が下がると、小型化していた」と同氏は話す。
ところが、約1億5000万年前のジュラ紀に状況が変わる。恐竜とともに鳥が登場すると、羽を持つ昆虫の巨大化が止まった。酸素濃度が上昇したにもかかわらずだ。「酸素は昆虫の大きさの重要な制限要因と考えられる」とクラパム氏は述べる。「しかし、鳥が進化すると、昆虫のサイズは鳥によって制限されるようになった」。
◆鳥による捕食
なぜ巨大昆虫は鳥に敗れたのか? クラパム氏は、「飛行する生物の運動能力はサイズに左右される。小さい方がはるかに小回りがきく」と説明する。
つまり、大きな昆虫は標的にされると逃げ切れなかったようだ。あるいは、鳥が巨大昆虫のエサを消費してしまった可能性もあるという。
「トンボは捕食性で、自分より小さな昆虫をエサにする」とクラパム氏。ジュラ紀には、「鳥と大きなトンボが同じエサを奪い合っていた可能性がある」。
奇妙なことに、翼竜が昆虫のサイズに影響を及ぼした証拠は見つからなかった。翼竜は鳥より前に登場した空飛ぶ爬虫類で、昆虫を捕食していたと考えられている。
「翼竜が進化した後の昆虫の大きさは、酸素濃度から予想される範囲内にほぼ収まっていた」とクラパム氏は話す。「翼竜は鳥と比べ、飛行中に素早く動けなかったことが原因ではないか」。
もし鳥が存在しなければ、現在の昆虫ははるかに大きかった可能性が高い。現在の酸素濃度に基づくと、「最大の昆虫種は3倍巨大化した」とクラパム氏は予想する。「すべての昆虫が今より3倍大きくなるわけではないが、成長の限界が上がり、大型化しただろう」。
研究の詳細は「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に6月4日付けで掲載されている。 Illustration by Walter Myers, Stocktrek Images/Alamy---------------------------------▽記事引用元 National Geographic News
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120605001&expand#title
▽関連リンク*PNASEnvironmental and biotic controls on the evolutionary history of insect body size
http://www.pnas.org/content/early/2012/05/25/1204026109.abstract
*University of California, Santa CruzReign of the giant insects ended with the evolution of birds
http://news.ucsc.edu/2012/06/giant-insects.html
39:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 01:04:43.66 ID:VD8sh5Cn << 42
44:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 10:24:11.42 ID:+ojBMxnA
59:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 16:04:42.47 ID:hRv1qt+Y << 61
61:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 16:17:23.97 ID:eRMtommp
9:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 17:05:18.02 ID:bZDzHOzR
>>4
小さい方が飼いやすいよ。オオミズアオを飼いたいけど無理だからシミを飼ってる。
小さい方が飼いやすいよ。オオミズアオを飼いたいけど無理だからシミを飼ってる。
11:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 17:08:52.55 ID:EafBT9BF
>>4
その少年が昆虫の餌食になるわ
その少年が昆虫の餌食になるわ
79:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 23:42:24.11 ID:KWMxO+aK
情緒のかけらもないデカさ! 米チームがラボで巨大トンボの生育に成功
http://www.gizmodo.jp/2010/11/post_7926.html
http://www.gizmodo.jp/2010/11/post_7926.html
27:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 19:39:21.11 ID:kNn1iIFw
>>25
うわああああああ(´゚'Д゚`)
うわああああああ(´゚'Д゚`)
31:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 21:39:22.00 ID:+JRXspSq
>>25
日本でも小学校で育てさせろ
日本でも小学校で育てさせろ
32:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 21:42:52.65 ID:4B+2INeP
>>25
>そこに目をつけたチームは、昔の生育環境を再現してあげたら今のトンボもすくすく育ちまくるんじゃあるまいか...と考え、
さっそくラボの空気中の酸素含有率を31%まで上げ(古生代の環境と想定される状態に近い。因みに今は約20%しかない)、
その中で丹精込めて育ててあげたのです。そしたら、普通のとんぼより15%大きくなっちゃった、というわけ。
体長5cmのシオカラトンボが57mmになったところで、そんなに騒ぎにはならんな
だがオニヤンマが126mmになっていたらちと怖いなあ
>そこに目をつけたチームは、昔の生育環境を再現してあげたら今のトンボもすくすく育ちまくるんじゃあるまいか...と考え、
さっそくラボの空気中の酸素含有率を31%まで上げ(古生代の環境と想定される状態に近い。因みに今は約20%しかない)、
その中で丹精込めて育ててあげたのです。そしたら、普通のとんぼより15%大きくなっちゃった、というわけ。
体長5cmのシオカラトンボが57mmになったところで、そんなに騒ぎにはならんな
だがオニヤンマが126mmになっていたらちと怖いなあ
48:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 14:57:08.13 ID:8qWegBns
40:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 03:43:21.85 ID:HIXFJbfn
>>34
普通のヤゴでもメダカは食べるから、もうちょっと大きな魚、フナなんかもいけたかもね。
成虫になったら、ひょっとするとスズメなんか食わせたんかしらん。
わたくし的には鶏のささみに糸を付けてぶんぶん振り回したい気がするけど。
普通のヤゴでもメダカは食べるから、もうちょっと大きな魚、フナなんかもいけたかもね。
成虫になったら、ひょっとするとスズメなんか食わせたんかしらん。
わたくし的には鶏のささみに糸を付けてぶんぶん振り回したい気がするけど。
51:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 15:25:45.28 ID:mmMb4I/L << 52
小型化が進化とかほざいてる単細胞の馬鹿共は
バイ菌でも崇めてろよ
バイ菌でも崇めてろよ
52:素人 ◆GD..x272/. 2012/06/07(木) 15:33:43.63 ID:LCw30/bP << 54
54:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 15:44:57.60 ID:eRMtommp
55:名無しのひみつ 2012/06/07(木) 15:46:12.15 ID:eRMtommp << 56
つか、お前の理屈じゃまるでティラノはコエルロサウルス類じゃないみたいだろw
56:素人 ◆GD..x272/. 2012/06/07(木) 15:51:44.52 ID:LCw30/bP
(>> ソース)
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