科学ニュース+板 (32/130)
8世紀、宇宙環境が大変動 超新星か太陽爆発か…原因は謎
奈良時代、宇宙環境に大変動があった—。775年に地球外から飛来した宇宙線が前年比で過去3千年間では最大級の増加率で急増し、原因が特定できないことを名古屋大・太陽地球環境研究所の増田公明准教授(宇宙線物理学)らが明らかにし、3日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
樹齢約1900年の屋久杉に取り込まれた炭素濃度から分かった。原因として(1)星が寿命を終える前に起こす「超新星爆発」でのガンマ線の大量放出(2)太陽表面の超巨大爆発「スーパーフレア」による高エネルギー陽子の放出—などが考えられるが、断定できないという。
2012/06/04 02:00 【共同通信】
▽記事引用元 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012060301000748.html
名古屋大・太陽地球環境研究所の増田公明准教授と、解析に使用された屋久杉=5月、名古屋市千種区
▽関連サイト*NATUREMysterious radiation burst recorded in tree rings
http://www.nature.com/news/mysterious-radiation-burst-recorded-in-tree-rings-1.10768
*名古屋大学2012/06/048世紀における宇宙環境の大変動を発見?屋久杉年輪に大きな宇宙線変動の痕跡
http://www.nagoya-u.ac.jp/research/pdf/activities/20120604_stelab.pdf?20120604
*ご依頼いただきました。
奈良時代、宇宙環境に大変動があった—。775年に地球外から飛来した宇宙線が前年比で過去3千年間では最大級の増加率で急増し、原因が特定できないことを名古屋大・太陽地球環境研究所の増田公明准教授(宇宙線物理学)らが明らかにし、3日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
樹齢約1900年の屋久杉に取り込まれた炭素濃度から分かった。原因として(1)星が寿命を終える前に起こす「超新星爆発」でのガンマ線の大量放出(2)太陽表面の超巨大爆発「スーパーフレア」による高エネルギー陽子の放出—などが考えられるが、断定できないという。
2012/06/04 02:00 【共同通信】
▽記事引用元 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012060301000748.html
名古屋大・太陽地球環境研究所の増田公明准教授と、解析に使用された屋久杉=5月、名古屋市千種区
▽関連サイト*NATUREMysterious radiation burst recorded in tree rings
http://www.nature.com/news/mysterious-radiation-burst-recorded-in-tree-rings-1.10768
*名古屋大学2012/06/048世紀における宇宙環境の大変動を発見?屋久杉年輪に大きな宇宙線変動の痕跡
http://www.nagoya-u.ac.jp/research/pdf/activities/20120604_stelab.pdf?20120604
*ご依頼いただきました。
14:名無しのひみつ 2012/06/04(月) 23:00:31.08 ID:EV0LZDzb
>>1
天然の核爆発でしょ。
天然の核爆発でしょ。
62:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 06:37:13.48 ID:F4akDT0p
プレスリリースだと「炭素14 の増加は、通常の太陽活動による変動より20 倍大きく」とあるね
また、超新星ではエネルギーが足りないし、太陽のスーパーフレアも考えられないといってる
>>1は元記事をどんだけ曲解させようとしてるのか
まあ、しかしもともと炭素14の数年間の変動なんて誤差大きすぎて計算に耐えられるものじゃないだろ
また、超新星ではエネルギーが足りないし、太陽のスーパーフレアも考えられないといってる
>>1は元記事をどんだけ曲解させようとしてるのか
まあ、しかしもともと炭素14の数年間の変動なんて誤差大きすぎて計算に耐えられるものじゃないだろ
33:名無しのひみつ 2012/06/04(月) 23:44:13.75 ID:Gvuvb4LG
76:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 16:37:58.55 ID:8B4z4ZpD
>>4
太白昼に現れるって金星日蝕のことか?
太白昼に現れるって金星日蝕のことか?
59:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 04:18:44.07 ID:otozQ7On << 78
20:名無しのひみつ 2012/06/04(月) 23:13:24.29 ID:wgMZ1Z1O
22:名無しのひみつ 2012/06/04(月) 23:18:32.08 ID:e9vKw04B << 25
25:名無しのひみつ 2012/06/04(月) 23:26:27.78 ID:ZxCW8LoK
774年は、全国で飢饉がおこり、蝦夷の反乱が起こった。
1年ずれてるけど、関係あるのかな。
776年も蝦夷の反乱が起きてるから、こっちかな。
1年ずれてるけど、関係あるのかな。
776年も蝦夷の反乱が起きてるから、こっちかな。
35:名無しのひみつ 2012/06/04(月) 23:59:30.29 ID:OFIzZFoX
>>29
Nature の記事だとまさに 774年から775年にかけて増加したと書かれている
Nature の記事だとまさに 774年から775年にかけて増加したと書かれている
107:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 05:44:11.55 ID:PsHDpsvU
>>29
食べ物不足すると反乱も起こしたくなるでしょうよ
食べ物不足すると反乱も起こしたくなるでしょうよ
60:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 04:55:50.16 ID:/cNO323D << 80
>その結果、奈良時代後半の西暦775年の層に通常のおよそ20倍の放射性炭素が含まれていることが分かり、
NHKの誤報だろ。放射性炭素の量が20倍になった?そんなんありえん。
NHKの誤報だろ。放射性炭素の量が20倍になった?そんなんありえん。
>>80
NHKリンクし忘れた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120604/k10015576601000.html
プレスリリースではC14の増加は「1.2%」。11年の太陽周期から予測される変動とくらべて20倍という話なのに
NHKでは炭素14が2000%になったかのように読める。
NHKリンクし忘れた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120604/k10015576601000.html
プレスリリースではC14の増加は「1.2%」。11年の太陽周期から予測される変動とくらべて20倍という話なのに
NHKでは炭素14が2000%になったかのように読める。
106:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 05:25:13.23 ID:EoQXGbCG
127:名無しのひみつ 2012/06/09(土) 01:08:17.61 ID:7vj01XrC
>>105
放射性炭素の量が20倍ってそこにも書かれてるじゃん
放射性炭素の量が20倍ってそこにも書かれてるじゃん
宝亀6年(775年) 7月から8月、黒鼠の大群・雹・飢饉・野狐・風雨。
8月22日、伊勢・尾張・美濃で風水害。伊勢斎宮を修理。
9月20日、霖雨。(幾日も降り続く雨) 10月6日、地震。
翌 宝亀7年 2月6日、流星。 4月1日、日食。
6月4日、太白、昼に現れる(国の乱れる凶兆)。
6月18日、京と畿内で大祓を行う。旱魃のため黒毛の馬を丹生川上神に奉献する。
7月19日、西大寺西塔に落雷。 8月13日、大風。
8月15日、全国で蝗の害。 9月、毎夜瓦・石・土塊が内豎所の庁舎や京中の家々の屋根に落下。20日余り続く。
10月9日、地震。
翌 宝亀8年2月28日、畿内五ヵ国で疫神を祀る。
2月30日、日食。 3月19日、宮中で頻りに怪異、大祓を行う。
4月、雹・氷が降る。また太政官・内裏の建物に落雷。 5月、霖雨。(幾日も降り続く雨) 8月、霖雨。
宝亀8年(777年)11月1日、光仁天皇が不豫(病)となり、12月、山部親王(桓武天皇)も死の淵をさまよう大病を得た。
この年の冬、雨が降らず井戸や河川が涸れ果てた。『水鏡』は記す。
「冬雨も降らずして世の中の井の水みな絶えて宇治川の水 既(すで)に絶えなむとする事侍(はべ)りき」。
8月22日、伊勢・尾張・美濃で風水害。伊勢斎宮を修理。
9月20日、霖雨。(幾日も降り続く雨) 10月6日、地震。
翌 宝亀7年 2月6日、流星。 4月1日、日食。
6月4日、太白、昼に現れる(国の乱れる凶兆)。
6月18日、京と畿内で大祓を行う。旱魃のため黒毛の馬を丹生川上神に奉献する。
7月19日、西大寺西塔に落雷。 8月13日、大風。
8月15日、全国で蝗の害。 9月、毎夜瓦・石・土塊が内豎所の庁舎や京中の家々の屋根に落下。20日余り続く。
10月9日、地震。
翌 宝亀8年2月28日、畿内五ヵ国で疫神を祀る。
2月30日、日食。 3月19日、宮中で頻りに怪異、大祓を行う。
4月、雹・氷が降る。また太政官・内裏の建物に落雷。 5月、霖雨。(幾日も降り続く雨) 8月、霖雨。
宝亀8年(777年)11月1日、光仁天皇が不豫(病)となり、12月、山部親王(桓武天皇)も死の淵をさまよう大病を得た。
この年の冬、雨が降らず井戸や河川が涸れ果てた。『水鏡』は記す。
「冬雨も降らずして世の中の井の水みな絶えて宇治川の水 既(すで)に絶えなむとする事侍(はべ)りき」。
68:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 13:48:49.31 ID:Rv6/piKB
71:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 15:03:37.71 ID:dTSQvGD7
>>65
日本でそれだと人口の多かった中国、インド、イスラムにもっと記録ありそうな気が
日本でそれだと人口の多かった中国、インド、イスラムにもっと記録ありそうな気が
69:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 13:49:57.85 ID:DtgZWNzS << 78
蜂や蝶が減ると花粉を運ぶ動物が居ないから野菜や果物も減るらしい。
70:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 15:01:40.56 ID:dTSQvGD7 << 78
南極で採った氷柱って50万年くらい前まであるんでしょ
何か証拠残ってないかな、酸素濃度、花粉、同位元素
極地研だっけ
何か証拠残ってないかな、酸素濃度、花粉、同位元素
極地研だっけ
73:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 15:51:51.15 ID:Yqj3YCHC << 78
雹などの記述があることから、寒気の流入による
積乱雲の発達が予想される
寒冷化している可能性がある
740年頃から中世温暖期(日本では大仏温暖期)が始まりだしている
気になるのは太白の記述、超新星爆発かもしれないが
その時の星座の位置でもわかると予想できるのだか
積乱雲の発達が予想される
寒冷化している可能性がある
740年頃から中世温暖期(日本では大仏温暖期)が始まりだしている
気になるのは太白の記述、超新星爆発かもしれないが
その時の星座の位置でもわかると予想できるのだか
78:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 17:36:05.91 ID:biFaj1M8 << 94
>>70 プレスリリースでは、いちおう南極の試料のことも、ちょろっと触れてあるね
http://www.nagoya-u.ac.jp/research/pdf/activities/20120604_stelab.pdf
> また南極のアイスコアから得られた、同じ宇宙線生成核種であるベリリウム10
> の30 年値でも同じような増加が見られることから、この現象が、地球外から来た
> 宇宙線によって全地球で起こっていたことがわかります。
>>59 >>69 >>73
昼の「太白」が、超新星という見方もできそうだけど、宝亀7年(西暦776)の6月4日(旧暦)
だとすると、研究結果(774年→775年急上昇、以後は減衰)とずれてるから変だ。
(上と同じプレスリリースのすぐ続きの文章)
> 今回の炭素14濃度の増加のしかたとその後の減衰のしかたを調べた結果、これが短時間の
> 宇宙線の増加とその後の大気中の炭素循環から予測される変化の様子とよく一致しました。
> すなわち774 年から775 年にかけての1 年の間に何らかの理由で宇宙線が増加して
> 大気中に炭素14 を生成し、その後炭素循環によって減衰していったと考えられます。
先に宇宙線量が増大して、その翌年の夏の昼間に突然、肉眼でも見えるほど
明るく光りだすってことがあるかなぁ。
エネルギー的には、1006年の超新星(SN1006,約7200光年)の百倍、逆に考えると
たとえば距離が約1/10として700光年ぐらいの位置でIa型の超新星爆発があれば
矛盾なく説明できる、と書かれてるけど
http://www.nagoya-u.ac.jp/research/pdf/activities/20120604_stelab.pdf
> また南極のアイスコアから得られた、同じ宇宙線生成核種であるベリリウム10
> の30 年値でも同じような増加が見られることから、この現象が、地球外から来た
> 宇宙線によって全地球で起こっていたことがわかります。
>>59 >>69 >>73
昼の「太白」が、超新星という見方もできそうだけど、宝亀7年(西暦776)の6月4日(旧暦)
だとすると、研究結果(774年→775年急上昇、以後は減衰)とずれてるから変だ。
(上と同じプレスリリースのすぐ続きの文章)
> 今回の炭素14濃度の増加のしかたとその後の減衰のしかたを調べた結果、これが短時間の
> 宇宙線の増加とその後の大気中の炭素循環から予測される変化の様子とよく一致しました。
> すなわち774 年から775 年にかけての1 年の間に何らかの理由で宇宙線が増加して
> 大気中に炭素14 を生成し、その後炭素循環によって減衰していったと考えられます。
先に宇宙線量が増大して、その翌年の夏の昼間に突然、肉眼でも見えるほど
明るく光りだすってことがあるかなぁ。
エネルギー的には、1006年の超新星(SN1006,約7200光年)の百倍、逆に考えると
たとえば距離が約1/10として700光年ぐらいの位置でIa型の超新星爆発があれば
矛盾なく説明できる、と書かれてるけど
94:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 19:37:54.29 ID:OdSaAdNn
82:名無しのひみつ 2012/06/05(火) 18:32:29.82 ID:EAZmKxsP << 114
超新星や新星は「客星」と書かれます。
金星と超新星を見間違うほど、古代の天文学は未熟ではありません。
この775ミステリーに関しては、北半球から観測できない南天で起きた
天体現象の可能性も言われていますが、
比較的近い時代の現象なので、もし超新星爆発なら、
とっくにレムナントが特定されているはずです。しかし、該当しそうなものはいまのところ見つかっていません。
従って775ミステリーはミステリーのままです
金星と超新星を見間違うほど、古代の天文学は未熟ではありません。
この775ミステリーに関しては、北半球から観測できない南天で起きた
天体現象の可能性も言われていますが、
比較的近い時代の現象なので、もし超新星爆発なら、
とっくにレムナントが特定されているはずです。しかし、該当しそうなものはいまのところ見つかっていません。
従って775ミステリーはミステリーのままです
114:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 15:06:34.24 ID:I2+1Dm0C
>>82
'レムナント'って専門用語? 知らなかった。てっきり考古学の言葉か何かと
勘違いしそうになったけど、超新星残骸・痕跡と同じ意味ですか?
>>113
たしかにこの表を見ると、西暦185年から西暦1006年の間はなにも見つかってないね
むしろポッカリあいてて不思議なぐらい。歴史的な記述史料がたまたま無いだけでなく
天文学的な痕跡もないのは、動かぬ証拠を突きつけられたみたいで残念w
門外漢の自分としては、この表の地上観測年と距離の大小関係が面白いと思った。
千光年以下の比較的近い残骸って、ガム星雲(800光年)とRX J0852.0-4622?(700光年)
ぐらいしかないんだね。
近すぎると見つけにくいのかなぁ、我々は残骸の「内側から」観測してるとかw
'レムナント'って専門用語? 知らなかった。てっきり考古学の言葉か何かと
勘違いしそうになったけど、超新星残骸・痕跡と同じ意味ですか?
>>113
たしかにこの表を見ると、西暦185年から西暦1006年の間はなにも見つかってないね
むしろポッカリあいてて不思議なぐらい。歴史的な記述史料がたまたま無いだけでなく
天文学的な痕跡もないのは、動かぬ証拠を突きつけられたみたいで残念w
門外漢の自分としては、この表の地上観測年と距離の大小関係が面白いと思った。
千光年以下の比較的近い残骸って、ガム星雲(800光年)とRX J0852.0-4622?(700光年)
ぐらいしかないんだね。
近すぎると見つけにくいのかなぁ、我々は残骸の「内側から」観測してるとかw
118:名無しのひみつ 2012/06/06(水) 22:25:15.80 ID:m8N8/oh/
(>> ソース)
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